サンパウロ初日!パウリスタ通りから大聖堂まで歩いてみた[6大陸周遊#7]

サンパウロ大聖堂(Catedral da Sé)内部の身廊。高いアーチ天井と大きな柱、ステンドグラスを見上げた風景。 ブラジル

今回の記事では、サンパウロに到着した2025年9月4日、期待と不安が入り混じった初日の様子をお届けします。

サンパウロ到着とホテルへの移動

サンパウロの空港に飛行機が到着したのは、まだ空が暗い早朝のことでした。

治安面での不安もあったため、日が昇って周囲が明るくなるまで空港内で待機することにしました。ようやく外が明るくなり始めた頃、Uberを呼んでホテルへ向かいました。

今回私が選んだ宿泊エリアは、サンパウロ一番の繁華街であるパウリスタ通りではなく、その隣町にあるレプブリカ(República)という地域です。

ここはパウリスタ通りより少し落ち着いていますが、サンパウロ大聖堂やメインストリートまで徒歩で移動できる便利な立地です。

朝7時半頃にホテルへ到着し、まずはスーツケースを預けました。チェックイン時間まではまだ余裕があったため、さっそくサンパウロ市内を散策してみることにしました。

パウリスタ通りの春と1000号店のマクドナルド

やはり治安が少し心配だったので、人通りの多い大通りを選んで歩きました。

最初に向かったのは、サンパウロの象徴とも言えるパウリスタ通りです。ちょうど通勤時間帯だったようで、足早に出勤する人々の姿が見られました。

ふと街路樹を見上げると、鮮やかな黄色い花を咲かせた大きな木が目に留まりました。南半球にあるブラジルは9月が春にあたるため、ちょうど春の花が見頃だったようです。

サンパウロのレプブリカ地区からパウリスタ通りへ向かう途中、青空の下に信号機と黄色い花が咲く街路樹が見える風景。

白い邸宅のマクドナルドへ

しばらく歩いていると、お腹が空いてきました。しかし、事前のリサーチ不足でどこに入ればいいか分かりません。

そこで、ひとまず目に入ったマクドナルドに入ることにしました。実は、パウリスタ通りにあるこの店舗はただのマクドナルドではありません。

なんと、ブラジルで1000店舗目にオープンした記念すべき店舗なのです。

白い邸宅のようなユニークな外観をしており、内部にはビッグマックの巨大な模型も飾られていました。私が注文したのは以下のメニューです。

  • ビッグマックセット
  • ストロベリーサンデー

店内を見渡すと、警察官らしき人が食事をしていました。そのおかげで、安心してスマホを取り出し、ゆっくりと朝食を楽しむことができました。

サンパウロ・パウリスタ通りのブラジルマクドナルド1000号店:店内の大きなハンバーガー装飾(左)と、バーガーセットとドリンク、デザートを並べたトレー(右)。

都心のジャングルと交通系ICカードの失敗

お腹を満たした後、パウリスタ通りの中心にあるトリアノン公園に立ち寄りました。

ここはビル群の中にありながら、うっそうとした熱帯雨林の木々が生い茂っています。ブラジル旅行といえばアマゾンなどのジャングルツアーが有名ですが、私は日程が短かったため行くことができませんでした。

しかし、この公園のおかげで熱帯雨林の雰囲気を間接的に体験でき、とても満足しました。

サンパウロのパウリスタ通り沿いにあるトリアノン公園で見上げた熱帯の樹木。背の高い木々の枝葉が空を覆い、木陰が広がる風景。

交通カードは必要?

その後、サンパウロ大聖堂を目指して歩き始めました。徒歩で約40分の道のりです。

実は当初、現地の交通系ICカードを購入してバスや地下鉄に乗ろうと考えていました。しかし、購入場所が見つからず断念し、結局初日はずっと歩くことになりました。

後日、ウォーキングツアーに参加した際にガイドさんに聞いたところ、驚きの事実が判明しました。

「旅行者が交通カードを購入するのは少し複雑です。現金で乗車するのが一番簡単で便利ですよ」

これを知っていれば、もっと気楽に移動できたかもしれません。

※サンパウロの交通事情やバス・地下鉄の乗り方については、別の記事で詳しくまとめています。これから旅行される方はぜひ参考にしてください。
[サンパウロの公共交通(メトロ・バス)の乗り方]

切符購入時は硬貨を使用するよう促す案内表示(25・50・5の硬貨イラスト付き)

荘厳な大聖堂と周囲のリアルな治安

大聖堂へ向かう途中、今度は桜によく似たピンク色の花をつけた木を見かけました。黄色い花と同じく、これもブラジルの春を告げる花なのでしょう。

サンパウロのパウリスタ通りから大聖堂(セー大聖堂)へ向かう途中の通り。日差しの中、道路脇に咲く淡いピンクの花の木と周辺の建物が見える風景。

そして、ついにサンパウロ大聖堂(カテドラル・メトロポリターナ)に到着しました。

建物自体は非常に大きく、荘厳で素晴らしい建築でした。しかし、実際に訪れてみて感じたことがあります。それは、「大聖堂周辺のホテルはおすすめできない」ということです。

大聖堂周辺の雰囲気

大聖堂の周りには、多くのホームレスの方々が生活している様子が見受けられました。

また、すぐ隣には貴金属店が並ぶ通りがあるのですが、そこを通るのが怖くなるほど客引きが強引でした。観光客だと分かるとすぐに声をかけられるため、足早に通り過ぎるしかありませんでした。

観光スポットとしては必見ですが、宿泊拠点としては少しハードルが高いエリアだと感じました。

サンパウロ大聖堂(Catedral da Sé)の外観と内部を並べた写真。左は青空の下にそびえる尖塔、右は高い天井と巨大な柱、ステンドグラスが印象的な身廊。

ホテル「Sooz Hotel Collection」と時差ボケ

大聖堂の見学を終え、チェックイン開始の14時に合わせてホテルへ戻りました。

今回宿泊したのは、レプブリカ地区にあるSooz Hotel Collectionです。価格が手頃で立地も良かったため、ここに決めました。

チェックイン後、ブログ用に客室や共用スペースの写真を撮影しました。サンパウロには4泊しましたが、このホテルの詳細なレビューも別記事にまとめています。
[サンパウロ・レプブリカ「Sooz Hotel Collection」(コスパ4つ星)]

Sooz Hotel Collectionのスタンダードツイン客室(ベッド2台、デスク、クローゼット、室内全体の広さ)
Sooz Hotel Collectionの朝食ビュッフェ、カフェテリアのテラス席、建物沿いのテラス、朝食プレート(バナナ付き)

止まらない眠気

部屋に入って一息つくと、急激な眠気に襲われました。

長時間のフライトと時差の影響で、なんと午後3時には就寝してしまいました。余談ですが、サンパウロ滞在中は最後まで時差ボケが治りませんでした。

滞在期間中、毎日決まって早朝の3時〜4時頃に目が覚めてしまうという、不思議な生活リズムで過ごすことになったのです。


サンパウロ旅行のよくある質問(FAQ)

最後に、サンパウロの街歩きについて、よく聞かれるポイントをまとめました。

Q1. サンパウロの街を歩く際、治安は大丈夫でしたか?
A1. パウリスタ通りのような大通りは人目も多く、比較的安全に感じました。ただし、路地を一本入るだけで、大聖堂周辺(セー広場付近)は雰囲気が重い場所もあります。常に周囲を警戒し、スマホをむやみに出さないなどの対策は必須でした。

Q2. 9月のサンパウロの気候はどんな感じですか?
A2. 南半球なので春にあたります。私が訪れた時は、黄色やピンクの花が咲いていて綺麗でした。日中は半袖で過ごせるほど暖かかったですが、朝晩は少し冷えることもあるので、羽織るものがあると便利です。

Q3. ポルトガル語が話せなくても旅行できますか?
A3. 観光地やホテルでは英語が通じることもありましたが、街中の食堂やお店では通じないことも多かったです。翻訳アプリを準備しておくと安心です。