2025年9月はニューヨークを旅行しました。ニューヨーク旅行中に、「ニューヨーク三大ステーキ」と呼ばれるお店のうち2軒を訪問しました。
行ったのは、ブルックリンの Peter Luger(ピーター・ルーガー)と、ミッドタウンの Smith & Wollensky(スミス&ウォレンスキー)です。
そして、もう1軒の Wolfgang’s Steakhouse(ウルフギャング)は、Peter Lugerで長年働いた人が独立して作ったお店として知られていて、系統が近そうだなと思ったので今回はあえて外しました。
今回の記事は、
- 予約なしで行けた?(しかもひとり)
- 味の方向性はどう違った?
- 結局どっちが満足度高かった?
このあたりを、私の体験そのままでまとめます。
1人&予約なしなら「バー席狙い」が現実的
どちらも「テーブル席は予約必須」とよく言われます。ただ、ひとりで予約なしの場合は、バー席に案内してくれるパターンもあります。
私は2軒とも、まさにそのノリで“思いつき訪問”しました。
注意点だけ先に。
Peter Lugerは支払いがかなり特殊で、クレジットカードが使えません。
ここは本当に要注意です。Peter Lugerを訪れる際は、現金を用意しておく必要があります。
Peter Luger(ピーター・ルーガー)|バー席でサクッとステーキ
行き方と、いきなり罠(看板)
私が行った日は、13:30頃に到着しました。
最寄りは地下鉄の Marcy Av 駅(J/M/Z)で、駅から大通り(Broadway)沿いにマンハッタン方面へ歩いていくと、だいたい数分で着きます。住所としては 178 Broadway(Brooklyn)です。
ところが、ここで私が盛大にやらかしたのが、「Peter Luger」って大きく書かれた看板=店の入口だと思ったこと。
実はあれ、客用パーキングの看板で、レストラン本体は道路を挟んだ向かい側にあります。結果、渡らなくてよかった横断歩道を、私は2回も渡りました。

店に入ってから:予約確認→バー席ならすぐ
入店するとまず「予約してる?」と聞かれます。
予約なしと伝えると、奥のテーブル席は少し待ち(私のときは約20分と言われました)、でもバー席ならすぐ行けますよ、という案内でした。
私は即決でバー席へ。
席数は体感で10席前後。そして、2人でもバー席なら、タイミング次第でいけそうな雰囲気でした。

注文:Single Steak+Luger Lager
Peter Lugerといえば、2人前以上のポーターハウスが超定番。
でもメニューには1人用の Single Steak もあります(ひとりにはこれが現実的)。
そして、ブルックリンの醸造所で作られているというLuger Lagerの生を一緒に注文しました。
焼き加減はミディアムでお願いしたのです。あとで口コミを見ると「ミディアムレア推し」が多かったです。とはいえ実際に出てきたのは、ミディアムというよりミディアムレア寄りに見えました。

味:肉の主張が強い。噛みごたえも強い
印象としては、とにかく“肉そのもの”に集中するタイプ。
スミス&ウォレンスキーと比べると、食感は少しだけ噛みごたえ(むっちり感)が強めでした。
ソースなしでも成立する味ですが、途中で単調に感じてきたら、トマト系のソースを合わせるとテンポが変わってまた進みます。

会計:現金文化がガチ
会計はだいたい90ドルくらいで、チップ込みで私は120ドル支払いました。
そして、ここが最大のポイント、Peter Lugerは基本的にクレジットカードが使えません。現金や米国デビット等が前提です。
値段は変動しやすいとも言われるので、これから行く人は「ひとり150ドルくらい現金を持っておく」と安心だと思います。
食後には、金色の包みの“金貨チョコ”ももらえました。地味にうれしいやつ。
Smith & Wollensky(スミス&ウォレンスキー)|料理単体より「組み合わせ」で勝つ店
立地:ミッドタウン、緑の外観が目印
次に行ったのは Smith & Wollensky。私は12:10頃に到着しました。
場所はミッドタウンの 797 Third Avenue(E 49th St付近)です。予約はOpenTable経由が定番です。
最寄り駅の候補としては、
- 51 St(6)
- Lexington Av/53 St(E/M)
このあたりが使いやすい印象でした(歩ける距離感)。
入店:ランチ開始直後で、テーブル席に座れた
私が行ったタイミングはランチが始まった直後だったからか、店内に余裕があったみたいで、2人用テーブル席に案内されました。
食事中、だんだんスーツのお客さんが増えていって、「あ、ここはビジネス飯も強い店だな」と空気で分かる感じ。
ちなみにスミス&ウォレンスキーは、ウォーレン・バフェットのチャリティーランチの話題でよく登場するお店です。そういう背景もあって、「ニューヨークの有名ステーキハウス」として名前が挙がりやすい印象があります。

注文:サマーのスペシャルでサーロイン+マッシュ
私はサマーのスペシャルメニューから、サーロインをミディアムレアで。
サイドはマッシュポテトを付けました。
そしてここ、ワインの種類が本当に多いです。
選ぶのに迷っていたら、スタッフが自然におすすめを提案してくれて、その流れでワインも決定。

味:ステーキ単体はPeter Lugerに軍配。でも…
正直、ステーキそのものの「うまっ!」の一撃は、Peter Lugerのほうが上に感じました。
ただ、すすめてもらったワインとの相性がかなり良くて、トータルの満足度はむしろスミス&ウォレンスキーのほうが高かったです。
たぶんここは「肉だけで殴る」というより、酒やサイドも含めて“完成形”にしてくる店なんだと思います。
会計はチップ込みで124ドル。カード決済も問題なくできました。

接客:とにかく声をかけてくれる
目が合うスタッフみんなが「味どう?」って聞いてくれるし、どこの国から来たのかもよく聞かれました。
それで日本から来たと伝えたら、「最近ソウルに支店ができた」と教えてくれました。あとで調べてみたら、本当に公式サイトがありました。
余談:東京にもある/ソウルにもある(本店に行けない人向け)
- Peter Lugerは東京・恵比寿にも店舗があります(公式サイトあり)。
- Smith & Wollenskyもソウルで公式展開があります。
ニューヨーク式ステーキって、結局どういう味?(私の好みも含めて)
ニューヨークのステーキって、ドライエイジングして、高温でしっかり焼き付けて、バターで仕上げるタイプが多い印象です。
つまり断面が赤く見えても、いわゆる“滴るような血っぽい肉汁”は少なめです。その代わり、香ばしさとバターの風味が前に出ます。
このスタイル、好きな人はめちゃくちゃ好き。
でも「肉そのものがジューシーじゃない」「ちょっとドライに感じる」という声があるのも、分かります。
反面、私はどちらかというと、南米のパリジャーダみたいに“炭火で焼いて肉汁が出る”タイプが好みになっていました。なので、サンパウロで食べたウルグアイ式ステーキと比べると、ニューヨーク式は「肉の圧倒感」までいくほどではなかった、というのが正直な感想です。
予約方法:オンライン予約はResy/OpenTable対応
ピーター・ルーガーもスミス&ウォレンスキーも、どちらもオンラインで事前予約が可能です。
Peter LugerはResyから、
Smith & WollenskyはOpenTableから
予約できます。
まとめ:どっちがおすすめ?
肉の満足感を最優先したい → Peter Luger。
ただし支払いは現金/米国デビット前提。そこだけは本当に注意。
ワイン込みで“外食としての完成度”を楽しみたい → Smith & Wollensky。
テーブル席に座れたら、雰囲気込みで一気に楽しくなります。
そして、ひとりで予約なしでも、時間帯と運が良ければ両方行けました。
ニューヨークで「ステーキハウスの王道」を体験したい人には、かなりいい2軒だと思います。


