今回の記事は、4つ目の大陸である北米・ニューヨークへの旅の記録です。
時は2025年9月15日。 前日の夜にニュージャージー州のニューアーク・リバティー国際空港に到着し、空港近くのホテルで一泊しました。 深夜に公共交通機関だけでマンハッタンの宿に向かうのは危険だと判断したためです。
宿泊したのは「クラウンプラザ・ニューアーク・エアポート」。 このホテルの詳しい宿泊レビューは別の記事にまとめています。 ニューアーク空港周辺での宿泊を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ホテルでの朝とチェックアウト
ホテル予約時、朝食付きプランにはしていませんでした。 しかし、ホテルの周りには気軽に朝食を食べられるお店が見当たりません。 そこで、Uber Eatsを使ってマクドナルドのセットメニューを注文することにしました。

配送料などを考えると、最初から朝食付きプランにしておけばよかったと少し後悔しました。 客室にはカプセル式のコーヒーマシンとミネラルウォーターが1本置かれています。 フロントに確認したところ無料とのことだったので、コーヒーと一緒にいただきました。

チェックアウトは12時までだったので、ギリギリまで部屋でゆっくり過ごしました。 チェックイン時にデポジット(保証金)として100ドルがカード決済されていましたが、チェックアウトと同時にキャンセル処理が行われました。 海外のホテルではよくある手続きですが、すぐに返金されると安心しますね。
ニューアークからNYマンハッタンへの移動
チェックアウト後、ホテルの無料送迎シャトルバスに乗り込みました。 まずは空港のAirTrain(エアトレイン)駅を目指します。
NJトランジットでペン駅へ
私が利用した時は「P4」駅で降りましたが、現在はシャトルバスの停車位置が「P3」駅に変更されているそうです。 これから行かれる方はご注意ください。
エアトレインで「ニューアーク・リバティー国際空港駅」へ移動し、そこでNJ Transit(ニュージャージー・トランジット)の切符を購入。 いよいよマンハッタン島へ向かう列車に乗り込みます。
アメリカの列車は遅延が多いと聞いていましたが、案の定、私が乗る列車も遅れました。 ホームにいる他の乗客たちも、どの列車に乗ればいいのか戸惑っている様子でした。 なんとか列車に乗り込み、ニューヨーク地下鉄への乗換駅であるペン駅(Penn Station)を目指します。

地下鉄1号線の衝撃
ペン駅に到着し、今回の宿があるHI New York Hostelへ向かうため、地下鉄1号線に乗り換えました。 ホステルの最寄りは「103 St」駅で、そこから徒歩3分ほどの距離です。
ニューアークからペン駅までは比較的快適でした。 しかし、1号線のホームに降りた瞬間、空気感が変わりました。 施設は古く、管理が行き届いていない印象を受けます。 そして、鼻をつく大麻の匂い。
車内に入ると、さらに驚く光景がありました。 薬物の影響なのか、車内で横たわっている人がいます。 その周囲は汚物で汚れており、異様な雰囲気が漂っていました。 これが大都市ニューヨークの現実なのかと、少し緊張が走りました。

タイムズスクエアでの苦い洗礼
重いスーツケースを引きずりながら、なんとかホステルに到着しました。 チェックイン時間までまだ余裕があったので、荷物だけ預けて市内観光へ繰り出します。
最初に向かったのは、やはりタイムズスクエアです。 世界中から観光客が集まる場所だけあって、ものすごい人混みでした。 しかし、ここには観光客を狙う犯罪者も潜んでいます。

自称ラッパーの詐欺手口
歩いていると、黒人の2人組に声をかけられました。 彼らは私に紙を渡し、頼んでもいないのにそこに自らサインをして渡してきました。 私はてっきり、まだ無名なラッパーが自分たちを宣伝しているのだと思いました。
しかし、次の瞬間、彼らは「チップをくれ」と要求してきたのです。 まだ現金を下ろしていなかったので「現金がない(No cash)」と断りました。 すると、彼らはこう言いました。
「カードも使えるぞ」
彼らの手には、本当にカード決済端末が握られていました。 恐怖を感じた私は、「1ドルしか払えない」と伝えました。 すると、彼らは私に捨て台詞のような悪態をつきながら、解放してくれました。
イタリアでの経験との比較
実は、つい先日(2026年1月)、イタリア旅行から帰ってきたばかりなのですが、そこでも似たような詐欺に遭遇しました。 イタリアでは手首にミサンガを勝手に巻かれ、40ユーロを要求されました。 結局、38ユーロを支払う羽目になったのです。 このイタリアでの詐欺被害については、また別の旅行記で詳しく書きたいと思います。
かつて初めてヨーロッパを旅した頃は、ここまで露骨な犯罪者は少なかったように思います。 今はどこの大都市に行っても、観光客を狙う罠があると考えたほうがよさそうです。
ニューヨーク・ピザの元祖「Joe’s Pizza」
人の多さと詐欺師に疲れたので、早々にタイムズスクエアを離れました。 気を取り直して、ニューヨークでの最初の食事に向かいます。
選んだお店は、NYスタイルのピザの元祖とも呼ばれる「Joe’s Pizza(ジョーズ・ピザ)」です。 1975年創業の老舗で、タイムズスクエアから南へ徒歩5分ほどのブロードウェイ店へ行きました。

- 注文メニュー
- チーズピザ(1スライス)
- ペパロニピザ(1スライス)
- コカ・コーラ
普段は1時間以上待つこともある人気店だそうです。 しかし、私が訪れたのは午後2時50分という中途半端な時間だったため、10分も待たずに注文できました。 席も運良く1つ空いていました。
肝心の味は、まさに「正統派」。 油っぽすぎず、生地と具材のバランスが絶妙です。 旅行中に2〜3回リピートする人がいるというのも納得の味でした。

公園散策とコリアタウンでの夕食
お腹を満たした後は、ブライアントパークやセントラルパークを散策しました。 ニューヨークはビルばかりのイメージですが、緑豊かな公園も魅力的です。 ただ公園を歩いているだけでも、あっという間に夕食の時間になりました。

BCD Tofu Houseでの夕食
夕食はコリアタウンにある「北昌洞スンドゥブ(BCD TOFU HOUSE)」へ。 欧米人の味覚に合わせて辛さを控えめにしているとの評判を聞き、訪れてみました。
確かに、辛いものが苦手な人でも食べられるくらいマイルドな味付けです。 韓国本場で食べるものより辛さはかなり弱めでした。 ただ、現地の好みに合わせているのか、少し油が多く重たく感じました。 疲れた胃にはもう少しさっぱりしたものが良かったかもしれません。

ホステルへの帰還
夕食を終え、ホステルに戻って正式にチェックインを済ませました。
今回の旅は「ターキッシュエアラインズ6大陸チャレンジ」です。 いかに費用を抑えて達成するかが鍵となるため、宿泊は基本的にホステルを利用しています。 ニューヨークも初日を除いては全てホステル泊です。
マンハッタン島内には、残念ながらホステルが「HI New York Hostel」しかありません。 ここで合計5泊お世話になりました。 このホステルの詳細や5泊した感想については、以前の記事で詳しく紹介しています。
ニューヨーク・マンハッタンで唯一のホステル HI New York Hostel
よくある質問 (FAQ)
Q1: ニューアーク空港からマンハッタンへの移動は夜間でも安全ですか?
深夜の移動はあまりおすすめしません。特に地下鉄への乗り換えが必要な場合、駅構内や車内の雰囲気が良くないことがあります。私は安全のため、到着初日は空港周辺のホテルに宿泊し、翌日の明るい時間に移動しました。
Q2: タイムズスクエアでの詐欺はどのように避ければいいですか?
向こうから親しげに話しかけてきたり、物を渡そうとしてくる人には絶対に関わらないことが重要です。視線を合わせず、「No」とはっきり言って通り過ぎましょう。受け取ってしまうと、金銭トラブルに巻き込まれる可能性が高いです。
Q3: ニューヨークの地下鉄は危険ですか?
路線や時間帯によりますが、日本とは全く環境が異なります。私が乗った1号線のように、汚れや匂いがひどい車両もあります。深夜の利用は避け、周囲の状況に常に警戒心を持って利用することをおすすめします。


