アンマンで実際に食べたローカル飯|マンサフ・ミックスグリル・ファラフェル

アンマンの地下道の階段と落書きの壁に、記事タイトルを重ねたサムネイル画像 ヨルダン

2025年9月中旬ごろにヨルダンを旅しました。今回は、アンマンで実際に行って「ローカル感が強いのに、値段はかなり良心的だった」と感じた中東料理のお店を3つまとめます。

どこも観光客向けに“おしゃれに盛る”というより、地元の人が普段使いしている雰囲気。ひとり旅でも入りやすく、量もしっかり系でした。


マンサフ専門店:Da7berha(ダフバルハ)|Abdaliエリア

死海ツアーの帰りに、JETTバスのオフィスがあるAbdali(アブダリ)周辺で立ち寄ったのが、Da7berha。
私が着いたのは18:40頃で、店内はほぼ満席。席が空くまで20分くらい待ちました。

ここで頼めるのは基本「マンサフ」だけ

Da7berhaはマンサフ(Mansaf, مَنْسَف)を一択で出すタイプのお店として知られているようで、メニュー的にも迷いがありません。
マンサフは、羊肉を発酵乾燥ヨーグルト(ジャミード)のソースで煮て、ごはんや薄いパン(shrak)と一緒に食べる、ヨルダンの代表的な料理です。

水とローカルコーラ(Matrix)/マンサフのご飯と薄いパン、青ねぎ、ヨーグルトソースの食卓

食べ方:フォークもあるけど「手(+手袋)」がローカル流

最初に料理が来たとき、私はスプーンとフォークを受け取りました。
でも周りの現地の人がみんな手袋で食べていて、「せっかくだし同じ食べ方してみたい」と思って、私も手袋をもらって挑戦。マンサフは本来、右手で丸めて食べるスタイルも有名です。

手袋を付けた手でマンサフのご飯と羊肉を丸めて食べている様子(青ねぎの付け合わせ付き)

ちなみに、基本セットとして小さい水のボトル1本と、ヨルダンのローカルコーラ「Matrix」も一緒に出てきました。
パレスチナ支援の雰囲気があるお店では、コカ・コーラやペプシを見かけにくいこともあり、こうしたローカルブランドが置かれているのが印象的でした。
Matrixの味は、どちらかというとペプシ寄りで飲みやすかったです。

味とボリューム:想像以上に重い、でも薬味が助けてくれる

正直、「ごはんにヨーグルト(系ソース)って合うの?」と最初は衝撃でしたが、食べてみると意外といける味。
ただ中東らしいコクが続くので、途中でちょっと“もたれる感じ”もありました。そこで、一緒に出てきた唐辛子や青ねぎっぽい薬味がかなり助けてくれて、なんとか最後まで進みました。

価格メモ

私が頼んだ一皿は10ディナール。量は体感で2人前くらいあります(ひとりだと結構きつい)。
価格は変わることがあるので、行く前に目安として見てください。


ミックスグリル:Shahrazad(シャハラザード)|路地奥の“実は1店”タイプ

旅の最終日(出国前日)のランチで食べたのが、宿の近くにあったShahrazad。
路地の奥にあって、外から見ると「小さい店が何軒か集まっているのかな?」と思ったんですが、入ってみたらそれが全部同じ店みたいな構造で、ちょっと面白かったです。

Shahrazadはアンマンでミックスグリルが人気のお店としてもよく名前が出ます。

アンマンのローカル食堂の雰囲気:路地奥の店内入口と、通り沿いの石窯(タンドール風)でパンを焼く屋台エリアを並べた写真

注文したもの:Mixed Grill Meal(最小280g)

メインはMixed Grill Meal。
いちばん小さいサイズが280gで、私が行った時は3.4ディナールでした。

薄いケバブ系のパンに、肉と野菜を包んで食べるスタイル。
「最小」って書いてあるのに普通に多くて、私は完食できませんでした。

薄いパンをのせたミックスグリル(串焼き肉と焼き野菜)と、ピクルス、ローカルコーラ(sama)

味:羊のにおいが控えめで食べやすい

羊肉って当たり外れがある印象だったのですが、ここは独特のにおいがほとんど気にならなくて、食べやすかったです。

ドリンク:ここでもローカル系コーラ

コーラは別で0.4ディナール。ここでも“ローカルっぽい炭酸”を普通に見かけました。


ファラフェル:AlQuds Falafel(アルクッズ)|レインボー・ストリート中ほど

ペトラから戻ったあと、アンマンでいちばん賑やかな通りのひとつ、Rainbow Streetの中ほどにあるAlQuds Falafelへ。

店内席はほぼなし:立ち食い or テイクアウト

ファラフェルは“屋台メシ寄り”なので、店内でゆっくり座るというより、みんなお店の周りで立って食べるか、持ち帰りが基本でした。

ファラフェル店の調理カウンターで仕込みをする様子と、ファラフェルのメニュー表示(価格表)

価格と待ち時間

ファラフェル1個が0.6ディナール。
作っているところを見ると簡単そうに見えるのに、人気で人が多くて、注文してから15分くらい待ちました。

味:香りが強すぎず、意外とあっさり

「スパイス強めでクセがあるかな?」と思っていたのですが、実際は香りが刺激的すぎず、むしろ淡白で食べやすいタイプ。
Googleマップのレビューで「毎日食べた」みたいな声があるのも、ちょっと分かる味でした。

アンマンで買ったファラフェルサンド(紙袋入り)と、缶のコカ・コーラを木のテーブル上で撮った写真

ローカルコーラ(Matrix Cola)をよく見る理由

私が行った店では、コカ・コーラやペプシじゃなくて、Matrixみたいなローカルブランドが出てくる場面がありました。
近年はボイコットの影響もあって、ヨルダンのローカル炭酸(Matrix Colaなど)が店頭で目立つ、という話も出ています。

アンマンのマンサフ専門店「Da7berha」の外観看板と、店内の混雑した雰囲気が見える入口の写真

まとめ:アンマンの“安くて強い”ごはんは、この3つで満足度高め

今回紹介した3店は、全部「安いのに量が多い」タイプで、旅のごはんとしてかなり頼れました。

  • Da7berha:ヨルダン名物マンサフを一気に体験したい日に
  • Shahrazad:肉をしっかり食べたいランチに(ミックスグリル)
  • AlQuds Falafel:小腹が空いたとき、または歩き疲れたときの一品に

アンマンは“食の満足度”が想像以上に高かったので、これから行く人の参考になればうれしいです。