アンマンからペトラ日帰り旅(JETTバス予約方法)

アンマンからペトラ日帰り旅(JETTバス予約方法) ヨルダン

2025年9月中旬ごろにヨルダンを旅しました。今回は、アンマンからペトラへ日帰りで行った日のことをまとめます。

ヨルダン旅行だと、ペトラと死海は「行ってよかった」と思える代表格。
本当はペトラ+ワディラムを1泊2日で組む人も多いそうですが、私の場合は日程的に厳しくて、今回はペトラを日帰りにしました。

ペトラ遺跡の見どころ4枚(シークの岩壁、エル・ハズネ〈宝物殿〉、高台からの峡谷風景、修道院〈アド・デール〉)をまとめたコラージュ

アンマン発の移動は「JETT」を知ってると楽

アンマンからペトラ、死海など主要観光地へ行くときに頼りになるのが、JETT Busです。
カジュアルに言うと「長距離移動の定番バス」みたいな存在で、ヨルダン旅の移動をかなり支えてくれます。

アンマン市内からJETTに乗れる場所は主に2つ。

  • Abdali(アブダリ)
  • 7th Circle(セブンスサークル)

この2つだと、体感的にはAbdaliのほうが市内中心部に近くて使いやすい印象でした。私は市内から近いAbdali officeから乗りました。

ただ、いざ行ってみると「ターミナル」というより“オフィス”。
バス会社というより、どこかツアー会社っぽい雰囲気があるのも正直な感想です。

アンマンのJETT(Abdaliオフィス)前に停車しているバスと、オフィス外観の様子

予約はオンラインでも現地でもOK。ただし「2つのサイト」で値段が違うことがある

JETTはオンライン予約もできます(もちろん当日、現地購入も可能)。
ただ、ここが少しややこしいポイントで、予約できるサイトが2系統あります。

  • JETTバスの公式サイト(いわゆるバス予約)
  • JETTが運営している別の“ツアー系”サイト(見た目がツアー予約っぽい)

不思議なことに、行き先によって「バス側が安い」「ツアー側が安い」が混ざります。
ペトラ往復に関しては、私が見た時点ではバス公式サイトのほうが安かったです。

結論として、アンマンからどこへ行く場合でも、JETTを使うなら2つのサイトを一度見比べるのが安心だと思いました。

【方法1】JETTバス公式サイトでの予約(片道10ディナール、往復20ディナール)

まずは、いちばん素直で分かりやすかった「JETTバス公式サイト」での予約手順です。
サイト:www.jett.com.jo

大まかな流れはこんな感じ。

  1. 公式サイトの予約画面で、出発地(From)と目的地(To)を選ぶ
  2. One way(片道)またはRound-trip(往復)を選ぶ
  3. 日付と人数を入れて検索
  4. 候補便から選んで決済
  5. 予約完了メール(またはEチケット)が届く

操作としては、

  • From:Amman Daily Tour
  • To:Petra
  • One way(片道)/Round-trip(往復)を選択

アンマン→ペトラの場合、便の出発時間は朝早めなので、前日は早寝推奨です。

JETT公式サイトの検索結果画面。アンマン→ペトラ(06:30発)、乗車場所(Abdali/7th Circle)と料金10JDが表示されている

画像出典:JETT BUS

【方法2】JETTのツアー系サイトでの予約(ペトラ往復が24ディナール)

次に、もうひとつの「ツアー系サイト」からの予約。
こちらは私の記録だと、アンマン↔ペトラ往復が24ディナール表示でした。
ページ例:https://jtt.com.jo/st_tour/amman-petra-amman-daily/

見た目がツアー予約っぽいので、初見だとこっちのほうが“旅行商品”に近い印象でした。

JETTのツアーサイトに表示された「Amman – Petra – Amman」日帰り往復プラン(24JOD)の予約画面

画像出典:JTT TOUR

予約後のチケット受け取りが独特だった話(私の場合)

予約後はメールで予約内容が届くのですが、当日オフィスでその画面(または印刷)を見せると、スタッフさんが「このアドレスに転送して」と、別のメールアドレスを指定してきました。

その後、スタッフさんがメールを確認して、チケットを印刷 → さらに別の用紙にコピーして、その“控え”を渡してくれる流れ。

正直「え、最初のメールはチケットじゃないの…?」と、ちょっと混乱しました。
なので、時間にはかなり余裕を持って行くのがおすすめです。

JETTの紙チケット(往復2枚)。アンマン→ペトラ06:30、ペトラ→アンマン17:00の便名・料金が印字されている

実際の時刻:アンマン→ペトラ/ペトラ→アンマン

私が使った便は以下の流れでした。

  • アンマン(Abdali office)出発:6:30
  • ペトラ(Visitor Center)発でアンマンへ戻る:17:00
  • 所要:片道約4時間(途中で休憩あり)

休憩所は、ミニ食堂とお土産屋があって、トイレは無料。
ただ、お土産は思ったより高めで「観光地価格だな…」という印象でした。

ペトラ周辺の道路に停車する長距離バスと、乗客が道端で待っている様子

ペトラ入場はヨルダンパス(Jordan Pass)で

到着後、入場はヨルダンパスで対応しました。
ペトラのチケットオフィスでヨルダンパスを見せるとき、私の場合は「本人確認」でパスポートもチェックされました。

ヨルダンパス勢は、当日この“パスポート提示”が地味に重要なので、すぐ出せる場所に入れておくと楽です。

ペトラ入場チケット(Replacement Pass One Day)の控え。日付とQRコードが印字されている

入り口の「馬」はチケットに含まれる。でも私は勘違いして乗らなかった

ペトラ入口には馬がいて、岩山の入口(シークの入口付近)まで乗っていけます。
この馬は「チケットに含まれる」と書かれているのですが、私はそれを知らず、「どうせ有料だよね」と思って乗りませんでした。

その後でチケット裏面を見て、確かに“馬に乗れる”旨が書かれていたのを確認。
ただし、ペトラは動物系の客引き(馬・ロバなど)が多く、ロバは基本的に有料です。

ちなみにチケット裏面には「ロバに乗って事故が起きても責任は負わない」系の注意書きもありました。
安全面も含めて、無理に乗らない/乗るなら条件を最初に確認、が安心だと思います。

ペトラ遺跡内の砂地の道を歩く観光客と、乾いた山肌が広がる風景(途中に馬の休憩所が見える)

最深部の「修道院(モナスタリー)」は、ほぼ山登り

ペトラの最深部にある修道院(Ad-Deir/モナスタリー)は、もう“山の上”。
登り始めから修道院まで約1時間くらいで、ずっと上り坂でした。

道中は商人がかなり多くて、飲み物の値段はこんな感じ(私が見た範囲)。

  • コーラ/ファンタ:2ディナール(約400円)
  • 水:1ディナール(約200円)

アンマンより体感で3倍くらい高い印象でした。

修道院の向かいにも売店があり、飲み物は同じ価格帯。
フルーツジュースも売っているのですが、ぬるい状態で渡されて、個人的には「おすすめはしにくい味」でした…。

さらに、修道院側のトイレは有料でした。

ペトラ遺跡内の売店に掲示されたドリンクメニュー看板(ナチュラルジュース3JD、コーヒー2JDの表示)

ペトラ内は「しっかり食事」が難しい。だから持参がおすすめ

ペトラ内の売店や商人は多いのですが、意外とお腹いっぱい食べられるものが少ないです。
しかも軽食も高め。

なので、アンマンを出る前に

  • 小さめのパン
  • プロテインバー
  • お菓子
  • 追加の水

みたいなものを少し持っていくと安心です。
(修道院へ登る前のエリアには飲食店があるものの、日帰りだと時間勝負になりがちです。)

ペトラのエル・ハズネ(宝物殿)前のテーブルで休憩し、缶飲料と軽食を置いている様子(背後に岩を削った神殿と観光客が見える)

子どもの「ブレスレット押し売り」に注意

これは本当に言っておきたいのですが、私が歩いていると、小学校くらいに見える女の子たちが、ブレスレットを持って近づいてきました。

  • どこから来たの?
  • 名前は?

と話しかけながら付いてきて、油断したタイミングで手首にブレスレットを付けて、最後にお金を要求する…という流れです。

優しく対応したくなる気持ちはあるのですが、仕組みとしては“押し売り”なので、会ったら無視して歩くのが安全だと思います。

15:30に戻っても、バスは17:00。私は道路向こうで遅めのごはんへ

修道院まで行って戻って、Visitor Centerへ帰ってきたのはだいたい15:30ごろ。
でも、ここまでちゃんとした食事を食べられていなくて、体力的に限界が近かったです。

そこで道路を渡って、レストランが集まるエリアへ。
入口すぐではなく、Googleマップの口コミがまだ良さそうだった「Red Cave Restaurant」に入りました。

ペトラ近くの「Red Cave Restaurant」店内。石造りの壁と木の天井に、写真や雑貨が飾られた落ち着いた雰囲気

注文したのは Maglubah(ごはん系の料理)で、ヨーグルトが付いてきました。
私は「なんでこの地域って、ごはんにヨーグルト混ぜる文化があるんだろう…」と最後まで理解できなかったのですが、味自体は普通に食べられました。量は多くて、完食は無理でした。

食後に「サービスで紅茶かコーヒーどうぞ」と言われたので、無料だと思って飲んだのですが、レシートを見ると紅茶も料金に含まれていました。
ただ、そこまで高額ではなかったです。

マグルーバ(ごはん料理)とヨーグルトのセット、食後に出てきたミント入りの紅茶を並べた写真

まとめ:アンマンからペトラ日帰りで後悔しないコツ

アンマン→ペトラ日帰りは、実際にやってみると「時間との勝負」でした。
最後にポイントだけまとめます。

  • JETTは予約サイトが2系統あるので、料金は必ず見比べる
  • オフィスは“ターミナル感”が薄いので、早め行動が安心
  • 予約メールはすぐ見せられるように(転送や印刷が必要になることも)
  • ペトラ入場はヨルダンパス+パスポートをサッと出せるように
  • 修道院へ行くなら、飲み物と軽食はアンマンで用意しておく
  • ブレスレットの押し売りは、迷ったら無視が安全

日帰りだとワディラムまでセットは難しいですが、その分「ペトラに集中する日」だと思えば、十分満足できる1日になりました。