ヨルダン・アンマンのホステル「Carob Hostel Amman」宿泊

赤い柄のクッションの上に座る猫の写真に、宿泊レビューのタイトル文字を重ねたサムネイル画像 ヨルダン

2025年9月にヨルダンを旅しました。アンマンではホテルではなく、ホステルに4泊してみました。今回では、実際に泊まった Carob Hostel(キャロブ ホステル)の感想を、良かった点も気になった点も含めてまとめます。


アンマンでホステルを選んだ理由と、私が決めた基準

ヨルダン旅行では、まず宿泊費を抑えて、その分を移動や観光に回したいと思っていました。そこでアンマンではホステルに絞りました。ただ、単純に最安の宿を選ぶのではなく、次の基準でチェックしました。

  • Agodaで安い順に並べてから
  • 写真の清潔感
  • 中心部から遠すぎないか(移動のしやすさ)
  • ドミトリーでもスーツケースを広げられる余白がありそうか
  • レビューの全体傾向(日本語が少なければ韓国語レビューも確認)

結果として、私が選んだのが Carob Hostel の6人ドミトリーです。


価格感

Carob Hostel は「アンマンのホステルの中で最安」ではないと思います。体感としては、ホステルの中ではむしろ少し高め寄り。
ただ、私が泊まった時期は1泊平均で約2,000円くらいでした。旅行者目線だと、十分に安く感じました。(料金は時期と予約タイミングで変動します。)


立地

場所はシタデル(アンマン城塞)や旧市街エリアにアクセスしやすい側です。それで観光の動線としては便利です。
ただし、ホステルは“坂の途中”にあって、歩いて戻るときに地味に体力を持っていかれます。

とはいえ、アンマンの移動は結局タクシーや配車アプリ頼みになりやすいです。そのため、毎回歩いて登ることは少ないかもしれません。

周辺は住宅街寄りで、ホステルのすぐ近くにお店が密集している感じではありません。けれど、坂を下り切ると旧市街の通りに出て、ローカル食堂や市場が多いエリアになります。


館内のつくり

私が「これ、意外と良いな」と思ったのが、座れる場所の多さでした。
ホステルって共用ラウンジが1つ、みたいなところも多いのに、Carob Hostel は館内外に“ちょっと座れる場所”が複数あって、気分で居場所を変えられる感じです。

設備としては、共用キッチンやテラスなどの案内もあります。

Carob Hostelの室内ラウンジと屋上テラスの座席、窓越しにアンマンの街並みが見える

ドミトリーの快適さ

6人ドミトリーでも、部屋が十分に広くて、スーツケースを普通に広げられました。
ベッド下にロッカー(キャビネット)があり、ベッドにはちょっとした棚とコンセントもあって、必要なものはちゃんと揃っている印象です。

さらに、シャワーブースの数も多めの印象でした。私の滞在中は「空いてなくて困る」場面がほとんどありませんでした。

Carob Hostelのドミトリー内の共用スペース、ソファとローテーブル、2段ベッドが並ぶ室内

有料サービス

ホステルなので、いくつか有料サービスがあります。私が滞在したときの案内はだいたいこんな感じでした(内容・金額は変更の可能性あり)。

  • 朝食:4 JOD(8:00〜11:00)
  • ドリンク購入:1 JOD
  • タオルレンタル:1 JOD
  • 空港ドロップオフ:25〜30 JOD
  • 洗濯機:4 JOD
  • 乾燥機:4 JOD

また、ホステル主催のデイリーツアーの案内もあります。「From 35 JOD」のような表示だったので、参加人数が増えるほど割安になる仕組みなのかも…という印象でした。

Carob Hostelのフロント付近、ツアー案内の写真一覧とWi-Fi情報・各種料金の手書きボードが並ぶ壁面

朝食を食べてみた感想

朝食は一度だけ試しました。フルーツやハーブティーが付く中東っぽい構成で、健康的ではあるのですが、日本人の感覚だと「がっつり食べたい日」には物足りないかもしれません。
逆に、軽めでいい日や、現地っぽい朝ごはんを体験したい人には合うと思います。

Carob Hostelの朝食トレー、フルーツとサラダ、フムス風ディップとファラフェル、ドリンクが並ぶ屋外テーブル

洗濯事情

洗濯機を1回使ったときは、フロントに声をかけて使う流れでした。乾燥機もありますが、私の場合は2階の乾燥スペースを使って自然乾燥にしました。
乾燥した気候のおかげか、半日くらいでちゃんと乾いてくれて助かりました。


土曜夜のイベント

週1回、土曜の夜にホステル主催でゲスト同士が交流できる時間があり、無料の食事も出ました。スタッフさんはこれを「ファミリーディナー」と呼んでいて、その日は中東風のカレーが配られていました。
初対面の人と話すのが苦手でも、こういう場があると空気が柔らかくなるので、ありがたいイベントだと思います。

Carob Hostelのファミリーディナー案内メッセージと、提供された中東風カレーとライスの写真

気になった点

最後に、泊まってみて「ここは人を選ぶかも」と思った点です。

  • 立地が坂の途中なので、歩いて戻ると地味にきつい
    その代わり、坂の中腹だからこそ街の眺めがきれいに見える
  • エアコンはフロント側で管理しているようで、ずっと稼働ではなかった
    (体感的には過ごせる温度。ただ、私の場合は死海で肌をやけどしていたので、常に冷えてほしかった…)
  • 猫が多い(飼い猫か、出入りしている子なのかは判断できず)。猫アレルギーの人は慎重に
Carob Hostel周辺の丘から見たアンマンの街並み、昼景と夜景を左右に並べた比較写真

料金感と予約のコツ

  • ハイシーズンは早めの確保が安心。レビューは“最新順”で直近の運営状況をチェック
  • 価格は変動制。イベントや週末前後は特に上下します
  • 立地(坂・拠点性)と清潔感のバランスで選ぶなら、最安狙いより満足度が上がる印象

まとめ|Carob Hostelは「ドミトリーでも余白がある」タイプのホステル

Carob Hostel は、安さだけで押すホステルというより、共用スペースや部屋の余白がしっかりあって、ドミトリーでも窮屈になりにくいのが良さでした。坂の途中という立地は好みが分かれますが、移動を配車中心にするなら大きな弱点になりにくく、眺めの良さにつながるのもポイント。猫が多い点だけは、アレルギーがある人は注意しつつ、アンマンでコスパよく滞在したい人には選択肢に入るホステルだと思います。

Carob Hostelの中庭でくつろぐ猫と、入口付近の靴棚の前を歩く猫を左右に並べた写真