これまで長距離・短距離を合わせて約85回飛行機に乗ってきた私ですが、フライト時間が長ければ長いほど切実に求めてしまうものがあります。それはズバリ、搭乗前のシャワー!
さっぱりしてから長距離フライトに臨むと、機内での身体の負担や快適さがまったく違うんですよね。前回は羽田空港のシャワールーム情報をまとめましたが、今回は東京のもう一つの玄関口、成田空港でのシャワールームの場所や利用情報を整理してみました。
「誰でも使える空港運営の有料シャワールーム」「プライオリティパスなどで使えるラウンジ」「シャワーを完備している航空会社ラウンジ」の3つに分類してターミナルごとにまとめたので、ご旅行前の参考にしてみてくださいね。
営業時間・料金・利用条件は変更される場合があります。ご利用前に成田空港公式サイトおよび各ラウンジ公式情報をご確認ください。
第1ターミナル(T1)

誰でも利用可能な空港運営の有料シャワールーム
第1ターミナルで一番確実なのは、中央ビル2階(保安検査前・一般エリア)にある「シャワールーム」です。出国前でも到着後でも利用でき、個室は全部で8室用意されています。
- 営業時間: 07:00〜20:00(最終受付 19:30)
- 利用料金: 最初の30分 1,500円(以降15分ごとに750円)
- 予約: 事前予約は不可
すでに出国審査を終えている場合は、中央ビル3階(出国手続き後エリア)にある「リフレッシュルーム」が便利です。こちらは07:00〜21:00(最終受付 20:30)の営業で、同じくシャワーが8室あります。出国手続きを済ませた方や、乗り継ぎの方向けの施設です。
プライオリティパスやラウンジカードで使えるシャワー
残念ながら、T1においてプライオリティパスや一般的なクレジットカードの特典で「確実にシャワーが利用できる」と公式にアナウンスされている場所は現在ありません。第1ターミナルからの出発時は、プライオリティパスでのシャワー利用は計画から外しておくのが無難です。
シャワー室がある航空会社ラウンジ
T1の航空会社ラウンジでシャワー設備が確実なのは以下の通りです。
- ANA LOUNGE / ANA SUITE LOUNGE
シャワーを利用する際は、ラウンジ内に設置されている専用端末(キオスク)から順番待ちの申し込みをするシステムになっています。 - Turkish Airlines Lounge
第4サテライトの47番ゲート付近にあります。公式ページにもシャワー施設の記載があり、07:30〜20:30の時間帯で利用可能です。 - NARITA PREMIER LOUNGE
第1サテライト4階(出国手続き後エリア)にあり、公式ページでトイレ・シャワーの完備が明記されています。ただし、こちらは利用契約を結んだ航空会社が指定する乗客のみが利用できる共用ラウンジとなります。
また補足として、ANA国際線の到着客(ファーストクラス、ビジネスクラス、一部の上級会員)は、当日中に先ほど紹介した中央ビル2階の「シャワールーム」を無料で利用できる特典があります。これは出発ラウンジの設備というより、到着時の嬉しい特典として覚えておきましょう。
第2ターミナル(T2)
誰でも利用可能な有料シャワールーム
T2における出国審査後の公式シャワー施設としては、サテライト3階(出国手続き後エリア)にある「リフレッシュルーム」があります。
- 営業時間: 07:00〜21:30(最終受付 21:00)
- 設備: シャワールーム 4室
もし保安検査前の一般エリアでシャワーを浴びたい場合は、カプセルホテルの「nine hours Narita Airport(ナインアワーズ成田空港)」がもっとも確実です。場所は第2ターミナルと第2駐車場(P2)の連絡通路がある地下1階。宿泊だけでなくシャワーのみの利用(1時間 1,000円)も可能で、24時間営業しているため非常に実用的です。
プライオリティパスやラウンジカードで使えるシャワー
プライオリティパスを利用してシャワーを浴びたい場合、T2では先ほど紹介した「nine hours Narita Airport」が有力な選択肢となります。公式ページにも無料利用(Complimentary)の対象として明記されています。
出国後エリアであれば、サテライト2階の「Aspire Executive Lounge」が対応しています。プライオリティパス、DragonPass、Dreamfolksなどが利用でき、個別のシャワールームも完備されています。ただし、シャワーの利用には別途追加料金がかかる場合があるため、「ラウンジ入場=シャワー無料」ではない点にご注意ください。
シャワー室がある航空会社ラウンジ
T2の航空会社ラウンジで代表的なのは「JALサクララウンジ(国際線)」です。公式ページでもシャワールームの存在が明記されており、マップ上でシャワールームや仮眠室の場所が案内されています。もちろん「JALファーストクラスラウンジ」にも完備されており、上位資格を持つ乗客が利用可能です。
さらに、JAL国際線の到着客(ファースト、ビジネス、一部上級会員)向けに、2026年4月1日〜2027年3月31日までの期間中、「nine hours Narita Airport」のシャワーを無料で利用できるキャンペーンも実施されています。
第3ターミナル(T3)

第3ターミナルは、短距離を飛ぶLCC(格安航空会社)のフライトがメインとなっているため、空港運営のシャワールームも、シャワー付きのラウンジも存在しません。
もしT3からのフライト前にシャワーを利用したい場合は、隣接する第2ターミナルの施設(nine hoursなど)でシャワーを済ませてから、T3へ移動することをおすすめします。
成田空港の第3ターミナルは規模が小さく、お店やラウンジなどの施設がほとんどないため、私自身もフライトを予約する際はなるべく第3ターミナルを避けるようにしています。「LCCといえば第3ターミナル」というイメージがありますが、実は第1・第2ターミナルから発着するLCCもたくさんありますからね。
まとめ
今回は成田空港のシャワールーム情報をターミナル別にまとめてみました。
- 第1・第2ターミナルには、誰でも使える有料シャワーや設備が充実した航空会社ラウンジが揃っています。
- プライオリティパスでシャワーを浴びるなら、T2地下1階の「nine hours」が一番確実です。
- 第3ターミナルにはシャワー施設がないため、T2で済ませてから移動するのがベストです。
長時間のフライト前には、ぜひシャワーで心身をリフレッシュして、快適な空の旅を楽しんでくださいね!
よくある質問 (FAQ)
Q1. 空港の有料シャワールームは事前予約できますか?
空港が運営している一般向けのシャワールームやリフレッシュルームは、事前予約ができません。当日直接窓口へ行き、空いていれば利用できるシステムです(混雑時は順番待ちになります)。
Q2. シャワールームにタオルやシャンプーなどのアメニティはありますか?
はい、基本的にはバスタオル、フェイスタオル、シャンプー、ボディソープ、ドライヤーなどが一通り完備されています。ご自身で準備しなくても、手ぶらで利用できるので安心してください。
Q3. プライオリティパスだけで無料シャワーが浴びられる場所はどこですか?
成田空港で一番確実なのは、第2ターミナル(地下1階・一般エリア)にある「nine hours Narita Airport」です。第1ターミナルにはプライオリティパスの提示だけで確実に無料シャワーが利用できる施設は現在ありません。


