私は2019年2月と2022年11月に、それぞれマドリードを旅行したことがあります。今回は、マドリードで闘牛観戦をするためのチケットをオンラインで予約する方法を、分かりやすくまとめてみます。
スペインといえば、闘牛のイメージを思い浮かべる人も多いですよね。
一時期はバルセロナで、倫理面の議論から闘牛が行われない期間があったとも言われています。ただ現在は「闘牛はスペインの伝統文化である」という扱いが強くなり、スペインのどこかの地域だけが一律に闘牛を禁止するのは難しい、という整理で語られることが多いようです。
スペインの闘牛場事情:いま一番分かりやすいのはマドリード
昔はスペインの規模がある都市なら、闘牛場が1〜2つずつあると言われていました。
ただ、現在は運営していない会場もあり、地域によって状況はさまざまです。
その中でも、闘牛がいちばん多く行われるのはマドリード。
マドリードでは Las Ventas(ラス・ベンタス)が実質的な中心で、闘牛の開催もここがメインになります。
もうひとつ Vistalegre(ビスタレグレ)という闘牛場もありますが、こちらは現在、コンサートなど別のイベント会場として使われることが多い印象です。
闘牛は毎日あるわけではありません
闘牛の開催は毎日ではありません。
多い時でも週に1〜2回程度で、季節によっては開催がほとんどない時期もあります。
なので「どうしても闘牛を観たい」場合は、闘牛の日程に合わせて旅程を組むのがいちばん確実です。
逆に、旅行日程が先に決まっているなら、その期間に開催があるかを必ず確認しておくのがおすすめです。
Las Ventas の場所とアクセス(地下鉄で約20分)
Las Ventas(ラス・ベンタス)は、マドリード中心部から地下鉄で約20分ほどの距離です。
Las Ventas の最寄りは地下鉄の路線が2つあります。
- Sol 広場(Puerta del Sol)付近から出発するなら、2号線で7駅ほど
- Gran Vía(グラン・ビア)付近から出発するなら、5号線で6駅ほど
中心部から行きやすいので、夜の予定として組みやすいのもポイントです。
公式サイト(英語)でオンライン予約する流れ
オンライン予約の流れはシンプルで、基本的には次の手順で進みます。
- 公式のチケット予約サイト(英語)にアクセス
https://ticketstoros.com/ - トップ画面でマドリードの開催スケジュールを確認
- 希望の日付(公演)を選ぶ
- 座席の種類を選ぶ
- 個人情報とカード情報を入力して決済
- 購入後、チケットのPDFが登録したメールアドレスに届く
この「座席の種類を選ぶ」の部分が少し分かりにくいので、次の章で用語をまとめます。

画像出典:ticketstoros
予約前に知っておきたい:闘牛の開催タイプ(3パターン)
闘牛のチケット画面では、公演の種類がスペイン語で表記されることがあります。
代表的なのは次の3つです。
- Toros:経験豊富な闘牛士 vs 成長した牛(いわゆる王道の闘牛)
- Toros novillos:経験が短い闘牛士 vs 比較的若い牛
- Rejones:闘牛士が馬に乗って行うタイプ
「どのスタイルの闘牛なのか」を先に理解しておくと、予約画面で迷いにくくなります。
もう一つの重要ポイント:座席の選び方(Sol / Sombra と前後の違い)
闘牛は、日が沈む前くらいの時間帯にスタートすることが多いので、座席の種類によって
- 日差しが当たる席か
- 日陰の席か
が分かれます。
さらに、リングに近いか遠いかでもカテゴリーが分かれていて、基本的には
日陰であるほど、そして前方であるほど、価格は高くなりやすいです。
日差し
- Sombra:日陰の席
- Sol:日が当たる席
- Sol y Sombra:その中間
暑さや日差しが苦手な人は、Sombra 寄りを選ぶと体感がかなり違います。
前後(見やすさ・距離感)
前方か後方かは、一般的に次の順で分類されます。
- Tendido bajo
- Tendido alto
- Gradas
- Andanadas
Tendido bajo がいちばん前に近いカテゴリーです。

画像出典:ticketstoros
当日の座席は「完全な指定席」ではなく区画単位のことも
座席は、1席ずつ厳密に「ここがあなたの席」と固定されるというより、区画(エリア)で案内されるタイプのことがあります。
当日、場所が分かりにくいときは、闘牛場内の案内スタッフにチケットを見せて聞くとスムーズです。
日程が合わない人へ:Las Ventas の闘牛場&博物館ガイドツアー
闘牛は毎日開催されるわけではないので、旅程的に日程が合わない人もいますよね。
その場合は、Las Ventas の闘牛場&博物館のガイドツアーという選択肢があります。
ツアー自体は英語で行われることが多いですが、闘牛場の内部見学ができて、闘牛の歴史や衣装・道具なども学べます。
「観戦は迷うけど、建物や文化背景には興味がある」という人にも向いています。
このガイドツアーは、旅行予約サイト(例:Klook)から申し込みできる形でも見つけられます。
まとめ
マドリードで闘牛を観たいなら、まずは Las Ventas の開催スケジュール確認が最優先です。
開催日が決まったら、公式サイト(英語)で日付と座席タイプを選んで決済するだけで、チケットPDFはメールで受け取れます。
また、座席選びは Sol / Sombra(日差し)と、Tendido / Gradas / Andanadas(距離感)の2軸で考えると分かりやすいです。
もし日程が合わない場合でも、闘牛場&博物館のガイドツアーで雰囲気を体験できるので、旅のプランに合わせて選んでみてください。


