2022年11月にポルトガルを旅したとき、リスボン観光のあとにポルトへ移動しました。
ポルトガル旅行では「リスボン→ポルト」または「ポルト→リスボン」の移動を組み込む人が多いですよね。
この記事では、私が実際に調べて・使ってみた経験も交えながら、リスボンからポルトへ行く方法を3つ(列車/バス/飛行機)にまとめます。
まず距離感と所要時間の目安
リスボン〜ポルトは直線で約275km、道路だと約300km前後のイメージです。つまり、東京〜名古屋くらいの距離感と思うと、感覚的に近いかもしれません。
所要時間のざっくり目安はこんな感じです。
- 列車:約2時間40分〜3時間10分
- バス:約3時間15分〜4時間
- 飛行機:フライト自体は約1時間(ただし空港移動+手続きで結局時間が伸びやすい)
いちばんおすすめ:列車(CP/Alfa Pendular・Intercidades)

リスボンからポルトへの移動で、総合的にいちばんおすすめなのは列車です。
なぜならシンプルで、速い・分かりやすい・市内中心部に行きやすいから。
直通列車の出発駅と到着駅
直通列車は主に以下の駅から出発して、ポルト側は基本「ポルト・カンパニャン駅(Porto Campanhã)」に到着します。
- リスボン:サンタ・アポロニア駅(Lisboa Santa Apolónia)またはオリエンテ駅(Lisboa Oriente)
- ポルト:カンパニャン駅(Porto Campanhã)
運行はポルトガル国鉄のCP(Comboios de Portugal)です。
種類は2つ:APとIC
- AP(Alfa Pendular):速達タイプ。所要時間は約2時間40分くらい
- IC(Intercidades):APより少しゆっくり。所要時間は約3時間前後
便数は時間帯によって違いますが、だいたい「頻繁に走っている」と思ってOKです。
初発・最終の時刻は曜日や時期で変わるので、予約時に最新の時間を確認してください。
予約方法(オンライン)
オンライン予約は、
- CP公式サイト(英語/ポルトガル語)
- Omio(日本語対応)
などでできます。
記事の下部に、公式サイトとOmioのリンクをまとめておきました。
駅の場所
旅の動線で「どの駅から乗るか」が決まるので、距離感も書いておきます。
- サンタ・アポロニア駅:リスボン中心部(ロシオ広場あたり)から約1〜2km。徒歩なら30分前後、地下鉄・バスなら15分前後の感覚
- オリエンテ駅:リスボン中心部から北東方向に約7〜8km。公共交通で30分前後の感覚
- ポルト・カンパニャン駅:ポルト中心部(サン・ベント駅周辺)まで約2〜3km。地下鉄や近郊列車に乗り継ぐと早いです
私の体感だと、リスボンは「宿が中心部ならサンタ・アポロニア」「空港側・オリエンテ周辺に用事があるならオリエンテ」が便利です。
安くて本数も多い:バス(Rede Expressos/FlixBus/ALSAなど)

次にバスです。価格優先ならかなり強い選択肢。
本数が多く、深夜・早朝便が出ていることもあります。
出発・到着ターミナル
直行バスは主にここを使います。
- リスボン側:オリエンテ(Oriente)またはセッテ・リオス(Sete Rios)
- ポルト側:カンパニャン(Campanhã)方面(ターミナルが駅の近く)
運行会社は、Rede Expressos、FlixBus、ALSAなど。
所要時間と予約
- 所要時間:だいたい3時間15分〜4時間
- 予約:各社公式サイト(英語)または Omio(日本語対応)でまとめて検索できます
記事の下部に、公式サイトとOmioのリンクをまとめておきました。
ターミナルの位置
- リスボン・オリエンテ:オリエンテ駅のすぐ近く(同じ交通ハブで分かりやすい)
- リスボン・セッテ・リオス:中心部から北西方向に約4km。メトロなどで20分前後の感覚
- ポルト・カンパニャン:カンパニャン駅周辺(到着後の乗り継ぎがしやすい)
私は使ったけど、基本はおすすめしない:飛行機

最後に飛行機です。
結論から言うと、リスボン〜ポルト間に関しては、私は積極的にはおすすめしません。
ルート概要
- 出発:リスボン・ウンベルト・デルガード空港(LIS)※一般に「リスボン空港」
- 到着:ポルト空港(OPO)※フランシスコ・サ・カルネイロ空港
- 運航:TAP Air Portugalが中心で、1日複数便あります
- フライト時間:だいたい1時間前後
おすすめしない理由(私の実体験)
リスボン空港もポルト空港も、市内からそこまで遠いわけではありません。
でも、空港って「移動時間」以外のコストが必ず発生します。
- チェックインや保安検査で、結局早めに行動が必要
- そしてこれが一番つらかったのですが、遅延が起きたときのダメージが大きい
たとえば、私が乗ったときは、搭乗してから2時間以上なかなか出発せず、理由説明も全然ありませんでした。
しかもエアコンが効かず、11月なのに機内がかなり暑くてしんどかったです。
搭乗率も体感で2割くらいで、「この区間は飛行機を選ぶ人が少ないんだな」と納得しました。
もちろん毎回こうなるわけではないと思いますが、似た距離感の都市移動なら、私は次回も列車を選びます。
3つの交通手段、どう選ぶ?(迷ったときの基準)
- 迷ったら列車:速い・快適・到着後の移動もラク
- 価格重視ならバス:本数が多くて安いことが多い
- 飛行機は例外枠:マイル目的、空港に用事がある、乗り継ぎ前提などのときだけ検討
交通チケットをまとめて検索・予約するという選択肢
列車・バス・飛行機など、ヨーロッパの交通手段はOmioでまとめて検索・予約できるのが便利でした。
- 公式(CPや各バス会社)より安い料金が出ることもある
- 同じ画面で列車/バス/飛行機を並べて比較しやすい
- モバイルチケット対応で、移動中の管理がラク
- 日本語対応なので、海外の予約が不安な人にもやさしい
料金は出発時刻や曜日で変わり、早めに予約するほど安くなりやすい印象です。
CP公式サイト(英語/ポルトガル語)
Flixbus公式サイト(英語)
まとめ
リスボンからポルトへの移動は、距離がほどよくて「旅の流れに組み込みやすい」区間です。
私のおすすめはやっぱり列車で、速さ・分かりやすさ・到着後の動きやすさのバランスがいいと感じました。
一方で、予算を抑えたいならバスも強い選択肢ですし、飛行機は条件がハマるときだけ例外的に検討すると失敗しにくいと思います。


