私は2026年1月のイタリア旅行で、水の都ベネチアを訪れました。今回の記事では、ベネチア観光の拠点として2泊滞在したプラザホテル(Plaza Hotel)の宿泊記をお届けします。
実は、私が宿泊先に選んだのは、ベネチアの本島ではありません。本土側にあるメストレ(Mestre)という地域です。なぜ観光の中心地である本島ではなく、あえてメストレを選んだのか。その理由も含めて詳しくご紹介しますね。
なぜベネチア本島ではなくメストレ地区のホテルなのか?
ベネチア旅行を計画する際、多くの人が「やっぱり本島に泊まりたい」と考えるかもしれません。しかし、私は断然メストレ地区をおすすめします。その理由は大きく分けて3つありました。
1. 宿泊費が圧倒的に安い
これが最大の理由です。本島とメストレでは、同じランクのホテルでも価格差が非常に大きいです。 体感としては、本島のホテルはメストレの2〜3倍の料金がかかります。少しでも旅費を抑えて美味しいものを食べたい私にとって、この差はとても重要でした。
2. スーツケースの移動が楽
ベネチア本島に行くとわかりますが、道はほとんどが石畳です。さらに、無数の運河にかかる橋には階段があります。 想像してみてください。重たいスーツケースを引きずりながら、ガタガタの石畳や階段を移動するのは本当に大変です。 本島の移動手段は主にヴァポレット(水上バス)ですが、ホテルが船着場から遠いと、チェックインするだけで体力を使い果たしてしまいます。

3. 本島へのアクセスが抜群に良い
「本土側だと観光に不便では?」と心配になるかもしれません。 しかし、メストレ駅から本島のサンタ・ルチア駅までは、電車でたったの10分程度です。 しかも、本島へ向かうレジョナーレ(普通列車)は約10分間隔で運行しています。運賃も片道1.5ユーロと非常にリーズナブルでした。
メストレ駅の目の前!プラザホテル(Plaza Hotel)宿泊記
アクセスの良さを最優先して私が選んだのが、メストレ駅のすぐ目の前にあるプラザホテル(Plaza Hotel)です。4つ星のホテルで、立地は本当に最高でした。
チェックインと嬉しいサプライズ
ホテルの基本情報は以下の通りです。
- チェックイン: 15:00
- チェックアウト: 12:00
私は午後1時頃にホテルに到着しました。まだチェックイン時間前でしたが、フロントの方が快くアーリーチェックインの手続きをしてくれました。別の都市からの移動で少し疲れていたので、これは本当に嬉しかったです。
また、チェックアウトが12時というのも珍しいポイントです。通常は10時や11時が多いですが、お昼まで部屋にいられるのはありがたいですよね。 私は次の目的地であるフィレンツェへ移動するため朝早くに出発しましたが、朝をゆっくり過ごしたい方にはとても嬉しいサービスだと思います。 もちろん、チェックイン前やチェックアウト後に荷物を無料で預かってもらうことも可能です。
宿泊料金と滞在税について
今回はAgoda(アゴダ)を利用して予約しました。 クラシックダブルルームで、なんと2泊・朝食付きで約14,000円(※宿泊当時)という破格の安さでした。4つ星ホテルでこの価格は、オフシーズンとはいえかなりお得だと感じました。
現地では、チェックアウト時に滞在税を支払います。 私は2泊で合計4.4ユーロをカードで支払いました。
- 滞在税の内訳: 1泊1人あたり2.2ユーロ(1月はオフシーズンのため減額)
ちなみに、ベネチアの滞在税はホテルの星の数やエリア、時期によって異なります。もし本島の4つ星ホテルにハイシーズンに泊まると、1泊4.5ユーロ以上かかるそうです。税金面でもメストレはお得ですね。
客室の様子と設備
客室は2013年にリニューアルされたそうです。 全体的に少しクラシックでレトロな雰囲気はありますが、とても清潔でした。日本の一般的なビジネスホテルと比べると、広さも質感も確実にワンランク上です。
部屋の広さと眺望
部屋のスペースは十分で、26インチのスーツケースを床に広げても余裕がありました。 今回案内された部屋は建物の裏側だったため、窓からの眺望は隣のビルが見える程度でした。開放感はあまりありませんでしたが、建物の構造上、景色の良い部屋も他にあるのだと思います。

ベッドと快適性
ダブルルームだったので、広々としたダブルサイズのベッドでした。 マットレスは私が好きな硬めのタイプです。完全に板のように硬いわけではなく、適度な反発があり、腰への負担が少なくて快適でした。
また、Wi-Fiの速度も十分早かったです。夜にYouTubeやNetflixを見ましたが、止まることなくスムーズに再生されました。 暖房もしっかり効いていて、1月の寒さを忘れるほど暖かく過ごせました。コンセントもベッドの左右やテーブルに配置されていて、充電に困ることはありませんでした。
旅の疲れを癒やすバスルーム
このホテルで一番感動したのがバスルームです。 白と水色のタイルが使われていて、キラキラと清潔感のある空間でした。
そして何より嬉しかったのが、大きくて深いバスタブがあったことです! ヨーロッパのホテルではシャワーだけのことも多いですが、ここは足を思いっきり伸ばせるサイズの浴槽がありました。 毎日観光から戻るとすぐにお湯を溜め、ゆっくり浸かって疲れを癒やすことができました。ちなみに、アメニティに歯ブラシセットはありませんでした。 イタリアのホテルでは一般的ですが、必ず持参することをおすすめします。

メストレ駅周辺の治安と買い物事情
メストレ駅周辺の治安について不安な方もいるかもしれません。 実際に歩いてみた感想ですが、駅の北側(プラザホテルがある方)はホテルや飲食店が多く、人通りも多いため治安の不安は感じませんでした。
一方で、駅の南側は少し雰囲気が異なり、人通りが少なく閑散とした印象を受けました。 しかし、駅の南側へ15分ほど歩くとMEGAという大型スーパーがあります。
- MEGAスーパー: 水、ジュース、お菓子などが激安です。

ホテルのミニバーは高いので、私は散歩がてらこのスーパーへ行き、飲み物やスナックを買い込みました。節約派の方にはおすすめです。
種類豊富!大満足の朝食ビュッフェ
ホテルステイの楽しみといえば朝食ですよね。 プラザホテルの朝食は、期待以上に素晴らしかったです。
- 時間: 06:30〜10:00
私は2日間とも、開始時間の6時30分に行きました。 メニューは非常に豊富です。スクランブルエッグやベーコンといった定番はもちろん、特に驚いたのがパンの種類です。 まるでパン屋さんのようにたくさんの種類のパンが並んでいて、どれを食べるか迷ってしまうほどでした。コーヒーもさすがイタリア、とても美味しかったです。
ただ一点、お米もありましたが、長粒米(パラパラしたお米)でした。

もし予約時に朝食を含めていない場合、現地で12ユーロ支払えば利用できるそうです。 しかし、Agodaなどで予約する際に最初から朝食付きプランを選んだほうが、現地で追加するよりトータルで安くなることが多いのでおすすめです。
まとめ:ベネチア観光の賢い選択
ベネチア本島の雰囲気を24時間味わいたいなら本島のホテルが良いかもしれません。 しかし、「移動の楽さ」「コストパフォーマンス」「設備の快適さ」を重視するなら、メストレ駅前のプラザホテルは最高の選択肢でした。
浮いた宿泊費で、本島で美味しいパスタやジェラートをたくさん楽しむことができましたよ。 これからベネチアへ行く方の参考になれば嬉しいです!
よくある質問(FAQ)
Q1. メストレ駅からベネチア本島への電車は遅くまでありますか?
はい、深夜まで運行しています。私も夜遅くまで本島で観光していましたが、帰りの電車に困ることはありませんでした。バスも運行しているので安心です。
Q2. ホテル周辺にレストランはありますか?
はい、ホテルのある駅北側にはカフェやレストランがいくつかあります。ただ、本格的な食事は観光ついでに本島で済ませてくるのがおすすめです。


