ベネチア本島観光!絶品パスタと夕景散策【ベネチア#1】

夕暮れのベネチア・グランドカナルの景色と、運河沿いで味わう魚介たっぷりのパスタ イタリア

私は2026年1月に、冬のイタリア旅行へ行ってきました。今回の記事は、ファッションの街ミラノから水の都ベネチアへの大移動と、到着初日(1月11日)のベネチア本島観光の記録です。

移動のハプニングや、人生で一番感動した海鮮オイルパスタとの出会い、そして夕暮れのベネチア散策。 これからベネチアへ行く方の参考になれば嬉しいです。

ミラノからベネチアへ!まさかの4時間移動

ミラノのホテルをチェックアウトし、朝9時発のイタロ(Italo)に乗るため、ミラノ中央駅(チェントラーレ)へ向かいました。 イタロはイタリアの私鉄高速列車で、デザインがとてもお洒落なんです。

第2次世界大戦の不発弾処理で迂回!?

通常、ミラノからベネチアへは直行ルートで約2時間ほど。 しかし、私が移動した日はトラブルが発生していました。

なんと、途中のベネチア近くの都市「ベローナ」の線路付近で、第2次世界大戦の不発弾除去作業が行われていたのです。 そのため、列車は南のボローニャ方面へ大きく迂回することになりました。

結局、到着までにかかった時間は約4時間。 想定外の長旅でしたが、車窓からの景色を長く楽しめたので良しとします。

ちなみに、今回の旅行では都市間の移動に高速鉄道を何度も利用しました。 国鉄の「フレッチャロッサ」と私鉄の「イタロ」、どちらが良いか迷っている方は、こちらの比較記事もぜひ参考にしてくださいね。

👉[イタリア高速列車比較!フレッチャロッサvsイタロの予約&乗車記]

宿泊は本島ではなく「メストレ」を選択

今回、私はベネチア本島の中ではなく、本土側のメストレ(Mestre)地域にホテルを取りました。

「せっかくなら本島に泊まりたい」という気持ちもありました。 しかし、本島のホテルは価格が非常に高いのです。 さらに、石畳や階段が多く、スーツケースを持っての移動はかなり大変だというデメリットも。

そのため、利便性をとってメストレ駅のすぐ隣にあるホテルを選びました。

プラザホテル(Plaza Hotel)へチェックイン

私が2泊お世話になったのは「プラザホテル」です。 ホテルに到着したのは午後1時頃。 チェックイン開始は午後3時からでしたが、フロントのご厚意でアーリーチェックインをさせていただけました。

そこで、部屋で少し休憩し、旅の計画を再確認。 ベネチア本島内の移動手段である水上バス(ヴァポレット)は、1回9.5ユーロとかなり高額です。 そのため、初日は「徒歩のみ」で本島を散策することに決めました。

午後2時半頃、身支度を整えて再びメストレ駅へ向かいます。

※メストレ宿泊のメリットやホテルの詳細は、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉[プラザホテル宿泊記!ベネチア本島よりメストレがおすすめな理由]

いざ、ベネチア本島へ

メストレ駅の中を少し見学してから、レジョナーレ(普通列車)に乗って本島へ向かいました。 ここでも、不発弾処理の影響か列車に少し遅延が発生していました。

ちなみに、イタリアのレジョナーレに乗る際は、切符の打刻などいくつか注意すべきルールがあります。 知らずに乗ると罰金対象になることもあるので、必ずチェックしておいてください。

👉[イタリア鉄道と地下鉄の乗り方!罰金回避のルールと注意点]

遅めのランチ:人生最高の海鮮パスタ

ヴェネチア・メストレ駅から本島へ向かうレジョナーレ車内の座席と、ヴェネツィア・サンタ・ルチーア駅の外観

ベネチア本島の玄関口、サンタ・ルチア駅に到着したのは午後3時30分頃。 お昼を食べていなかったので、お腹はペコペコです。

まずは、知人に「海鮮オイルパスタが絶品!」と勧められていたレストランへ直行しました。 駅から徒歩10分以内という好立地にあるお店です。

Trattoria Pontini(トラットリア・ポンティーニ)

お店の名前は「Trattoria Pontini」。 ランチタイムを大幅に過ぎた午後3時半にも関わらず、店内は満席でした。

オーナーさんらしき方が対応してくれましたが、とても親切な方でした。 「店内なら待ち時間があるけど、テラス席ならすぐ案内できるよ」とのこと。 1月の冬場でしたが、そこまで寒くなかったのでテラス席を選びました。

ベネチア本島のTrattoria Pontini。店内の様子と外観、魚介たっぷりのオイルパスタが評判のレストラン

注文したメニューと感想

テラス席も多くの人で賑わっていました。 私は迷わず、おすすめされた以下のメニューを注文しました。

  • Spaghetti allo scoglio(海鮮オイルパスタ): 19ユーロ
  • 白ワイン(1/4デキャンタ / 約250ml): 4ユーロ
  • エスプレッソ: 2ユーロ
  • コペルト(席料): 2ユーロ
ベネチア本島のTrattoria Pontiniで味わった魚介たっぷりのオイルパスタ。運河沿いのテーブルでワインやエスプレッソも楽しめる雰囲気が伝わる4枚コラージュ

料理が運ばれてきたのは午後4時。 一口食べた瞬間、感動が広がりました。

海鮮は冷凍とは思えないほどの新鮮さを感じました。 また、魚介の旨味が凝縮されたオイルソースと、白ワインの組み合わせが完璧でした。 もしかすると、これが私の人生で一番美味しい海鮮パスタだったかもしれません。 今思い出しても、すぐにまた食べに行きたくなる味です。

午後3〜4時でも行列ができる理由が、はっきりと分かりました。 ピーク時にはどれほど混雑するのか想像もつきません。 そして、オーナーさんの外国人観光客にも一生懸命コミュニケーションをとろうとする姿勢がとても素敵でした。

夕暮れのベネチア散策

お腹が満たされた後は、本島の街並みを歩いて楽しみました。 限られた島の面積に建物がぎっしりと並ぶ様子は、まるでゲームの世界に入り込んだようです。

ベネチア本島の街並み。夕方の散策路と果物店、行き交う人々の様子

リアルト橋の夕景

歩いているうちに、本島の中心にある有名な「リアルト橋」に到着しました。 ちょうど日が沈む時間帯です。

夕焼けに染まる大運河(カナル・グランデ)と、カラフルな建物たち。 それはまさに絵画のような美しさでした。 リアルト橋を訪れるなら、この夕暮れ時がベストタイミングだと感じます。

ベネチア本島のリアルト橋から眺めた夕暮れのグランドカナル。水上バスとゴンドラが行き交う風景

夜のサン・マルコ広場

さらに奥へ進み、日が完全に暮れた頃、島の最奥にある「サン・マルコ広場」へ辿り着きました。 狭い路地が続くベネチアに、これほど広大な広場があることが不思議です。 夜の広場は荘厳な雰囲気で、昼間とはまた違った魅力がありました。

その後、すっかり暗くなった道を歩いてサンタ・ルチア駅へ戻り、電車でメストレへ帰りました。

ベネチア本島のサン・マルコ広場の夜景。鐘楼とサン・マルコ寺院周辺のライトアップが見える風景

【重要】ベネチア観光のルールと罰金

ここで、これからベネチアへ行く方に重要な注意点をお伝えします。 ベネチアには、観光客が守るべき厳しいルールがあり、違反すると高額な罰金(50〜7000ユーロ)が科される可能性があります。

楽しく旅行するためにも、以下のルールは必ず守りましょう。

  1. 地べた座り禁止: 階段や通路などに座り込むのはNGです。
  2. 指定場所以外での飲食禁止: 歩き食べや、広場での立ち食いは禁止されています。
  3. 鳥への餌やり禁止: ビトやカモメに餌をあげてはいけません。
  4. 通行の妨げ禁止: 狭い道は右側通行。橋の上で立ち止まらないこと。
  5. 運河への飛び込み禁止: 足を浸けたり、泳いだりするのは厳禁です。
  6. 露出の多い服装禁止: 水着や上半身裸で歩くのは禁止です。
  7. 自転車の持ち込み禁止: 押して歩くのもダメです。
  8. 公衆衛生違反: 落書き、ゴミ捨て、野宿などは禁止です。
  9. 愛の南京錠禁止: 橋の手すりなどに鍵をかける行為は禁止です。
  10. 違法購入の禁止: 許可のない露店で偽ブランド品などを買うと、最も高い罰金が科されます。

スーパーマーケット「MEGA」でお買い物

ホテルに戻る前に、メストレ駅から南へ徒歩15分ほどの場所にある大型スーパー「MEGA(Interspar)」へ寄りました。 というのも宿泊しているプラザホテルでは無料のミネラルウォーターが無さそうだったため、調達が必要でした。

ここでお水や翌日の飲み物、ちょっとしたお菓子などを購入。 地元のスーパーを見るのも、海外旅行の楽しみの一つですよね。 こうして、長い移動と感動のグルメに満ちたイタリア旅行の1日目が終わりました。

メストレ駅南側から徒歩約15分の大型スーパー(夜の外観と入口)

旅のまとめ

今回はミラノからの移動トラブルもありましたが、結果的にベネチアの美しい夕景と最高のパスタに出会えた素晴らしい1日でした。 特にTrattoria Pontiniは、並んででも食べる価値があります!

よくある質問(FAQ)

Q1. ベネチア本島とメストレ、宿泊するならどっちが良いですか?
A1. コスパと移動の楽さを重視するならメストレ、早朝や深夜のベネチアの雰囲気を楽しみたいなら本島がおすすめです。私はスーツケースを持っての移動が不安だったので、メストレを選んで正解でした。

Q2. Trattoria Pontiniは予約が必要ですか?
A2. 予約は可能ですが、非常にハードルが高いです。 電話での予約を受け付けていますが、超人気店のため繋がりにくかったり、すぐに埋まってしまうことが多いようです。そのため、多くの人は並んで待つことになります。私はあえてランチのピークを外して午後3時半頃に行ったため、運良く待たずに済みました。並びたくない方は、私のように食事時を大幅にずらして訪問するのが裏技としておすすめです。

Q3. ベネチア観光は徒歩だけで回れますか?
A3. 本島は意外と広いですが、主要スポット(リアルト橋やサン・マルコ広場)だけなら徒歩でも回れます。ただし、かなり歩くことになるので、歩きやすい靴は必須です。疲れたら無理せず水上バス(ヴァポレット)を利用しましょう。