パンテオン・真実の口・ビアレッティ購入の実体験【ローマ#4】

パンテオンの天井とローマのカフェ、シーフードパスタ、真実の口周辺の行列をまとめたコラージュ【ローマ#4】 イタリア

2026年1月、冬のイタリアを旅してきました。今回の記事は、ローマ滞在4日目、1月19日のお話です。
この日は、まだ訪れていなかったローマの定番観光スポットを巡ることにしました。朝は地元で評判のカフェでカプチーノを楽しみ、荘厳なパンテオンや有名な「真実の口」へ。そして翌日の帰国に備えて、お土産のビアレッティ(マキネッタ)を探しに行きました。

ローマ観光の締めくくりとなる一日の様子を、失敗談も交えてお届けします。

テルミニ駅近くの人気カフェ「D’angelo」で朝食

朝9時30分頃、ホテルを出発しました。 まず向かったのは、ローマ・テルミニ駅の近くにあるD’angeloというカフェです。ここは朝食がおいしいと評判のお店でした。

お店に到着すると、噂通り店内はお客さんでごった返していました。実はすぐ隣にも別のカフェがあったのですが、そちらはガラガラ…。この明らかな差を見て、「やはりここは人気店なんだ」と確信しました。

ローマ・テルミニ駅から徒歩約10分のカフェ「d’angelo」店内。壁一面のメニューとカウンター前に並ぶ客の様子。

注文したメニューと価格

私はカウンターで以下の2品を注文しました。

  • カプチーノ: 2.6ユーロ
  • クロワッサン(コルネット): 1.8ユーロ

幸いなことに、席料(コペルト)はかかりませんでした。店内は非常に忙しそうでしたが、店員さんは皆とても親切で、テキパキと対応してくれたのが印象的です。イタリアの朝の活気を感じながら、美味しい朝食を楽しむことができました。

ローマ・テルミニ駅から徒歩10分のカフェd'angeloで注文したカプチーノとクロワッサン

壮大な「パンテオン」へ!入場待ちのコツ

朝食を終え、その足でパンテオンへ向かいました。到着したのは朝10時30分頃です。 この時間帯はまだ観光客がそれほど多くなく、比較的スムーズに動けました。

現金払いの列が狙い目

パンテオンに入場するにはチケットが必要ですが、入り口で「カード払い」と「現金払い」の列が左右に分かれています。

  • 右側: クレジットカード決済の列
  • 左側: 現金決済の列

その時の状況を見て、短い方の列に並べば良いそうです。私が訪れた際は現金払いの列が圧倒的に短かったです。おかげで、わずか3分ほど待つだけで入場できました。もしパンテオンに行く予定がある方は、念のために現金を用意しておくと時間を節約できるかもしれません。

ローマのパンテオン入場券売り場の行列。現金レーンは短めで、カード決済レーンは長く並んでいる様子。

パンテオン内部の見どころ

内部は息をのむほど荘厳な空間でした。宗教的な絵画や祭壇はもちろん、イタリア統一を果たした「イタリアの父」ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のお墓があります。そして、あのルネサンスの天才画家、ラファエロのお墓もここに安置されています。

また、床をよく観察してみると、建物の中心部分がわずかに高く、外側に向かって低くなっていることに気づきます。そこには排水溝もありました。

パンテオンの天井には「オクルス」と呼ばれる大きな穴が開いています。「雨が入ってこない構造」という俗説もありますが、実際には雨が降り込むこともあるそうです。そのため、入ってきた雨水を効率よく排出できるよう、床に傾斜がつけられているんですね。

ローマのパンテオン内部。オクルス(天窓)と格天井、祭壇や内部装飾を4枚でまとめた写真

カフェ探しの失敗とランチタイム

11時20分頃までパンテオンをじっくり見学しました。 その後、以前から「エスプレッソが美味しい」とおすすめされたカフェに向かおうとしたのですが、ここでトラブル発生です。

Googleマップで検索する際、うっかり同じ名前のローマ郊外のお店を設定してしまっていたのです。バスを乗り継いでその場所に到着したものの、店内には誰もおらず、明らかに観光客が来るような場所ではありませんでした。そこでようやく「道を間違えた」と気づきました。

ランチは「Ristorante Le Caveau」で

気を取り直して、再び公共交通機関で市内へ戻りました。 すでにランチタイムになっていたので、カフェではなく食事をすることにしました。訪れたのはRistorante Le Caveauというレストランです。

注文したのは以下のメニューです。

  • 海鮮スパゲッティ(Spaghetti Pescatora): 16ユーロ
  • スプリッツ(カクテル): 8ユーロ
  • 席料(コペルト): 1.5ユーロ
ローマのRistorante Le Caveauで食べた魚介パスタとスプリッツカクテル

正直な感想を言うと、ベネチアで食べた海鮮パスタほどの感動はありませんでしたが、それでも十分に美味しくいただきました。

食後には、以前おすすめされたLa Mandragolaというカフェが近くにあったので立ち寄りました。ここではエスプレッソ(1.2ユーロ)をサッと一杯。イタリアでの「立ち飲みエスプレッソ」も、だいぶ板についてきた気がします。

「真実の口」と寄付金の注意点

午後は、映画『ローマの休日』で有名なもう一つのスポット、「真実の口」へ移動しました。到着は14時20分頃です。

ここで一つ、重要なことを知りました。 真実の口があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会自体は入場無料です。しかし、真実の口に手を入れて記念撮影をする列に並ぶには、寄付金が必要なのです。

ローマの「真実の口(ボッカ・デッラ・ヴェリタ)」入口で順番待ちする観光客の列

小銭がないと並びづらい?

金額は明確に決まっているわけではないようですが、暗黙の了解として「1人2ユーロ」が相場になっているそうです。

列のすぐ前に係員(?)のような方がいて、寄付金を払わないと少し気まずい雰囲気になるという噂も聞きました。しかし、あいにくこの時の私の手持ち現金は、1ユーロにも満たない小銭だけでした。

無理に並ぶのも気が引けたので、今回は遠目から「真実の口」を見学するだけに留めました。写真撮影を希望される方は、2ユーロコインを用意していくことを強くおすすめします。

テルミニ駅のスーパーで「ビアレッティ」を購入

ローマ観光を終え、テルミニ駅に戻ってきました。 目的は、イタリア土産の定番であるビアレッティ(Bialetti)のマキネッタ(モカポット)を購入するためです。

ローマ市内を歩いているとビアレッティの公式ショップをよく見かけますが、実はもっと安く買う方法があります。それは、地元の大型スーパーマーケットに行くことです。

私はテルミニ駅の地下にあるCONAD(コナド)というスーパーマーケットに行きました。ここでは公式店よりもかなり手頃な価格でマキネッタが販売されています。

詳しい価格比較や購入レポートについては、以前の記事で詳しくまとめています。これから購入予定の方は、ぜひ参考にしてください。

👉[イタリアでビアレッティを安く買う!スーパーと公式店の価格比較]

ホテルへ帰宅

買い物を終えると、時刻は夕方16時近くになっていました。 翌日はいよいよホテルのチェックアウト日であり、帰国の準備もしなければなりません。この日は早めにホテルへ戻り、パッキングをしながらローマ最後の夜を静かに過ごしました。


よくある質問 (FAQ)

Q1. パンテオンの入場予約は必要ですか?
A1. 土日祝日は事前のオンライン予約が必須の場合が多いですが、平日は現地で当日券を購入できることもあります。ただし、混雑を避けるためにも、可能な限り公式サイトでの事前予約をおすすめします。私が訪れた際は現地の現金列がスムーズでした。

Q2. 「真実の口」での写真撮影は無料ですか?
A2. 教会への入場自体は無料ですが、真実の口に手を入れて写真を撮るための列に並ぶ際、事実上の「寄付金(約2ユーロ)」が求められることが一般的です。お釣りが出ないよう、コインを準備しておきましょう。

Q3. ローマ市内でビアレッティを買うならどこがおすすめですか?
A3. 最新モデルや限定カラーが欲しい場合は「公式ショップ」がおすすめですが、定番のシルバーのモデル(モカエキスプレス)を安く買いたいなら、CONADやCoopなどの「大型スーパーマーケット」で探すのが断然お得です。