ローマ最終日!リンゴのステーキと有名カフェ巡り【ローマ#5】

ローマ最終日のまとめ:ステーキ、エスプレッソ、カプチーノ、白い美術館外観を2×2で並べたコラージュサムネイル イタリア

2026年1月のイタリア旅行記、いよいよ今回が最終回です。 今回の記事は、旅行の最終日である1月20日(ローマ5日目)のお話です。
この日は、夜の帰国便に乗るために空港へ向かうギリギリの時間まで、ローマ市内でやりたかったことを全部詰め込みました!特に、ずっと気になっていた「リンゴのステーキ」や、ローマの有名カフェを巡るプランは必見です。

それでは、ローマ最終日の様子をお届けします。

朝の散歩と「真実の口」リベンジ

最終日の朝、まずは10時のチェックアウト時間に合わせて荷物をまとめ、ホテルのフロントにスーツケースを預けました。身軽になって最初に向かったのは、「真実の口(Bocca della Verità)」です。

実は、前日にも一度訪れていたのですが、写真を撮ることができませんでした。 「真実の口」があるサンタ・マリア・イン・コスメディン教会自体は入場無料ですが、あの有名な彫刻と写真を撮るには寄付金(Donation)が必要です。

金額は「自由(お気持ち)」とされていますが、事実上のルールとして「1人2ユーロ」程度が相場になっているようです。 前日はあいにく小銭の持ち合わせがなく断念したので、今回はしっかりとコインを用意してのリベンジです!

フォロ・ロマーノで知った幸運

「真実の口」へ向かう途中、フォロ・ロマーノの横を通りかかりました。 そこで偶然、日本人観光客のパッケージツアーのグループとすれ違いました。ガイドさんの説明がふと耳に入ってきたのですが、驚くべき事実を知ることになります。

なんでも、前日の1月19日は、チェコの大統領がバチカン市国に国賓として訪問していたそうです。 そのため、システィーナ礼拝堂の「天井画」があるエリアへの立ち入りが規制されていたとのこと。

私がバチカンを訪れたのは1月17日(土)でした。 もし日程をずらしていたら、あの素晴らしい天井画を見逃していたかもしれません。旅の神様に感謝ですね。

いざ、真実の口へ

午前10時40分頃、「真実の口」に到着しました。 まだ午前中ですが、すでに多くの観光客が列を作っています。

一人旅の場合、「誰に写真を撮ってもらうか」が悩みどころですよね。 噂によると、係員の方が撮ってくれる場合もあれば、そうでない場合もあるとか。

私の時は、すぐ後ろに並んでいた韓国人の女性に勇気を出して声をかけました。 「お互いに撮り合いましょう」と提案して快諾してもらい、無事に素敵な記念写真を残すことができました!

ランチは話題の「リンゴのステーキ」

さて、お昼時になったのでランチに向かいます。 今回の旅で絶対に食べてみたかったメニュー、それは「リンゴのステーキ」です。

以前、友人から「美味しいよ!」と勧められていたのですが、名前のインパクトが強すぎて、どんな味なのか想像もつきません。 訪れたのは、トレヴィの泉の近くにあるレストラン、「イル・キアンティ(Il Chianti)」です。

ランチオープンの12時ちょうどに訪問しました。 席には案内されましたが、「キッチンの準備がもう少しだから待っててね」とのこと。イタリアらしいゆるやかな時間です。

ローマのトレビの泉近くのレストラン「Il Chianti」—テラス席の外観と、ワインが並ぶ店内バーカウンターの雰囲気

気になるお味は?

注文したのはもちろん、お目当ての品です。

  • リンゴのステーキ(Filetto mele): 27ユーロ
  • コカ・コーラ: 5ユーロ
  • コペルト(席料): 1.5ユーロ
  • 合計: 33.50ユーロ
ローマ・トレビの泉近くのレストラン「Il Chianti」で食べた、リンゴ入りフィレ肉ステーキ(Filetto mele)

お肉は牛ヒレ肉(フィレ)を使用しているそうです。 焼き加減は「ミディアムレア」でお願いしましたが、出てきたお肉は思ったより火が通っていて、ミディアムに近い感じでした。

そして肝心のソースですが、まるで「少し緩めのリンゴジャム」のような質感です! お肉とリンゴの甘み……。 初めての体験でしたが、これが意外と合うんです。

一口ごとにお肉の塩気とリンゴの甘酸っぱさが混ざり合い、とても面白い味わいでした。 「ローマに来たら一度は食べてみてほしい!」と言える、思い出に残る味です。

ローマの有名カフェ3店巡り

お腹も満たされたところで、午後は有名カフェ巡りをスタートします。 ローマはエスプレッソの本場。有名店をできるだけ回ってみることにしました。

1. タッツァ・ドーロ(Tazza D’oro)

まずは、パンテオンのすぐ近くにある「タッツァ・ドーロ」へ。 トレヴィの泉からは徒歩10分ほどです。

到着すると、建物の一部が改修工事中でした。「まさかお休み?」と焦りましたが、隣の建物で通常通り営業していました。 店内には椅子がなく、立ち飲み(バンコ)スタイルのみです。おそらく、工事中のエリアに座席があったのかもしれません。

  • エスプレッソ: 1.4ユーロ

ここのエスプレッソは、深みのあるコクと重厚感が特徴的でした。 個人的には、今回飲んだ中で一番好きな味です!

ローマの有名カフェ「タッツァ・ドーロ」の外観、エスプレッソ、店内のコーヒー器具とカウンター風景

2. サン・ユスタッキオ・イル・カフェ(Sant’ Eustachio Il Caffè)

続いて向かったのは、同じくパンテオン近くにある「サン・ユスタッキオ」。 タッツァ・ドーロからも近いので、カフェのハシゴをするのに最適です。

店内は狭いですが、外にはテラス席がたくさんありました。 レジで普通のエスプレッソを注文しようとしたところ、店員さんが教えてくれました。 「普通のもあるけど、スペシャル(Gran Caffe)がおすすめだよ」

せっかくなので、そのスペシャルを注文してみました。

  • グラン・カフェ(スペシャル): 3.5ユーロ

味の感想は、一般的な「苦味や香ばしさ」よりも、酸味がかなり強いタイプのエスプレッソでした。 とても個性的で美味しいですが、私の好みとは少し違ったかもしれません。酸味系が好きな方にはたまらない一杯だと思います。

ローマの人気カフェ「サン・ユスタッキオ・イル・カフェ(Sant' Eustachio Il Caffè)」の外観看板とエスプレッソ、店内カウンターの様子(2×2コラージュ)

3. アンティコ・カフェ・グレコ(Antico Caffè Greco)

最後に向かったのは、スペイン広場の目の前にある老舗、「アンティコ・カフェ・グレコ」です。 しかし、残念ながらお店は閉まっていました。

Googleマップを見てみると、「臨時休業」の表示が。 この記事を書いている2026年2月13日現在も確認してみましたが、まだ臨時休業が続いているようです。 歴史あるカフェだけに、再開が待たれますね。

ローマの名店「アンティコ・カフェ・グレコ(Antico Caffè Greco)」の入口、休業中で閉まっている様子

ボルゲーゼ公園でのんびり

時刻は午後1時40分。 帰国便は夜の22時発なので、まだまだ時間があります。 スペイン広場の近くにある、ローマ市民の憩いの場「ボルゲーゼ公園(Villa Borghese)」へ行ってみることにしました。

緑豊かな都会のオアシス

公園内には有名な「ボルゲーゼ美術館」があります。 ここは入場制限が厳しく、たとえオフシーズンでも2ヶ月前からの予約が必須と言われるほどの人気スポットです。 直前のキャンセル待ちも、1日に1〜2枚出るかどうかだとか。そのためか、美術館の前は思ったより混雑していませんでした。

公園はとても広く、ランニングを楽しむ地元の人の姿も多く見かけました。 旅行先でランニングをするのが好きな方には、最高のコースだと思います。

ローマのボルゲーゼ公園の風景と、ボルゲーゼ美術館(ガッレリア・ボルゲーゼ)の外観

湖でのボート

公園の中には大きな湖があり、ボートに乗ることができます。

  • ボート料金: 1人あたり5ユーロ / 20分
    • ※身長1.1m以下のお子様は3ユーロ

ボート1台いくらではなく、人数課金制のようです。 湖にはカモや、カモに似た不思議な鳥たちが泳いでいました。 近くではバイオリンの弾き語りをしている人もいて、とても優雅な時間が流れていました。

ローマ・ボルゲーゼ公園の湖、ボート貸し出し案内と湖畔のアヒル、湖上の手こぎボート風景

空港へ、そして予期せぬトラブル

公園でゆっくり過ごしても、まだ午後3時。 もうローマ市内で思いつく場所も行き尽くしたので、早めに空港へ向かうことにしました。

ホテルに戻り、預けていた荷物をピックアップ。 フロントの親切なスタッフさんと最後のお別れをして、ローマ・テルミニ駅へ向かいます。

レオナルド・エクスプレスでの注意点

空港行きの特急列車「レオナルド・エクスプレス」のチケットを購入し、乗車しました。 この列車は全席自由席ですが、乗車前に必ず刻印機で検札(打刻)をするのを忘れないでくださいね。忘れると罰金の対象になるので要注意です!

ローマからフィウミチーノ空港へ向かうレオナルド・エクスプレスの車両(駅ホーム)

空港ラウンジとチェックイン

午後5時頃、ローマ・フィウミチーノ空港に到着しました。 フライトまではまだ5時間もあります。

通常はプライオリティ・パス(PP)を使ってラウンジで過ごすのですが、この空港の一般エリア(制限区域外)には、PPカードで入れるラウンジがありませんでした。 仕方なく、今回は有料で「HelloSky Lounge」を利用することに。 ここで2時間ほど、ブログを書きながら休憩しました。

午後7時になり、チェックインカウンターへ。 今回はビジネスクラス利用なのでスムーズにいけるかと思いきや、カウンターが開く前から20人ほどの列ができていました。 無事にチェックインを済ませ、出国審査のファストトラック・パスを受け取ります。

【注意喚起】空港での寸借詐欺に遭遇

ファストトラックへ向かう途中、あるハプニングがありました。 突然、身なりの良い高齢の男性に英語で話しかけられたのです。

「英語は話せるかい?」 私がうなずくと、彼はこう続けました。

「私はイギリス人なんだが、ロンドン行きの飛行機を乗り過ごしてしまった。帰るのに300ユーロ必要なんだが、手持ちが100ユーロしかない。助けてくれないか?」

ピンときた方もいるかもしれません。 これは、日本の地方駅やバスターミナルでもよく聞く「寸借詐欺」の典型的な手口です。 実際にX(旧Twitter)や他のブログでも、同様の被害報告を見たことがありました。

断り方の鉄則

もしこのような場面に遭遇したら、毅然とした態度で、きっぱりとこう答えましょう。

“I have ONLY CREDIT CARD right now.” (今はクレジットカードしか持っていません)

現金の持ち合わせがないことを伝えれば、相手もそれ以上は食い下がってきません。 イタリアやヨーロッパでは、旅行者を狙った詐欺が後を絶ちません。 以前まとめたこちらの記事も、旅行前にぜひチェックしておいてください。

👉 [イタリア旅行の詐欺と治安!観光客を狙う最新の手口]

旅の終わり

気を取り直して、ファストトラックから制限エリアへ。 アシアナ航空のビジネスクラス利用者は、「プラザ・プレミアム・ラウンジ(Plaza Premium Lounge)」が利用できました。

ここでシャワーを浴びてリフレッシュし、いよいよインチョン行きの飛行機に搭乗しました。

ローマ発・仁川行きアシアナ航空OZ562便、搭乗直前に窓越しで見えた機体(機首)の様子

ラウンジの詳細なレビューや、帰国便(OZ562便)の搭乗記については、また別の記事で詳しくご紹介しますね。

👉【ローマ空港(FCO)ラウンジ】HelloSkyとPlaza Premiumを比較!
👉ローマ発仁川行き(OZ562便)|アシアナ航空 ビジネス 搭乗記


よくある質問 (FAQ)

Q1. 「イル・キアンティ」のリンゴのステーキは予約が必要ですか?
ランチタイムの開店直後(12:00)であれば、予約なしでも入れることが多いです。

Q2. 「真実の口」の写真撮影はどれくらい並びますか?
私は朝10時40分頃に到着しましたが、すでに列ができていました。シーズンや時間帯にもよりますが、10分〜30分程度は見ておいた方が無難です。回転は比較的早いです。

Q3. レオナルド・エクスプレスの検札はどこでしますか?
ホームの入り口付近にある緑色や黄色の小さな機械にチケットを差し込んで行います。「ジジッ」と音がして日付と時刻が印字されればOKです。これを忘れると検札時に罰金を請求されるので、絶対忘れないようにしましょう!