ミラノ・ドゥオモ、スタバ、そして絶品ピザ【ミラノ#1】

ミラノのドゥオモ広場。ドゥオモ大聖堂とガッレリア入口を背景に、観光客でにぎわう風景。 イタリア

2026年1月、私は冬のイタリアへ旅に出ました。 今回の記事では、その記念すべきミラノ観光1日目の様子をお届けします。

旅の始まりは1月8日、韓国の仁川空港からでした。 以前挑戦したターキッシュエアラインズの「6大陸チャレンジ」で獲得したマイルを使い、今回はアシアナ航空のビジネスクラスでローマへ。 そして、ローマ到着後はすぐに夜行列車に飛び乗り、北の都・ミラノを目指しました。

実は、この移動手段についてはすでに別の記事で詳しくまとめています。 ビジネスクラスの様子や夜行列車の予約方法が気になる方は、ぜひ以下の記事もチェックしてみてくださいね。

👉[アシアナ航空 ビジネス 搭乗記|仁川発ローマ行(OZ561便)]
👉[イタリア夜行列車ICNの予約方法&ローマ〜ミラノ乗車記]


予定外のスタートと荷物預かり

さて、夜行列車に揺られること数時間。 日付が変わって1月9日、私はミラノ・ポルタ・ガリバルディ駅に到着しました。

当初の計画では、朝10時にミラノ・ドゥオモ前で行われるウォーキングツアーに参加する予定でした。 しかし、残念なことに夜行列車が遅延してしまったのです。 結果、予約していたツアーには間に合わず、泣く泣くキャンセルすることに。

気を取り直して、まずは身軽になることが最優先です。 駅構内にあるコインロッカーにスーツケースを預け、いざミラノの街へ繰り出しました。

ちなみに、ガリバルディ駅での荷物の預け方については、こちらの記事で解説しています。

👉[ミラノ・ガリバルディ駅の荷物預かり所&コインロッカーの場所]


圧巻のドゥオモと五輪の気配

地下鉄に乗り、ミラノ・ドゥオモの前に到着したのは10時40分頃でした。

本来ならガイドさんと一緒に歩いているはずの時間ですが、今回は私ひとりの気ままなミラノ観光1日目です。 目の前にそびえ立つドゥオモは、やはり圧巻でした。 世界中の大聖堂の中でも珍しい、繊細で尖った装飾が特徴的なゴシック様式。 その迫力に、思わず息を呑みました。

広場を見渡すと、一部で工事が行われていました。 どうやら2026年2月に開催される冬季オリンピックに向けた準備のようです。 歴史的な建物と、未来に向けた準備が共存する今のミラノならではの風景ですね。

その後、ドゥオモのすぐ隣にあるヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガレリアも散策しました。 美しいアーケードの下には、イタリアを代表する名だたるブランドの本店が並んでいます。 ウィンドウショッピングをするだけでも、なんだか背筋が伸びるような気分になりました。

ミラノのガッレリア内部のドーム天井と、ドゥオモ広場のガラス展示(OMEGA/ミラノ・コルティナ2026のカウントダウン)を左右に並べた写真。

イタリア初のスタバ!リザーブ・ロースタリーへ

次に向かったのは、コーヒー好きの私にとって絶対に外せない場所です。 ドゥオモから歩いて約10分の場所にある、スターバックス リザーブ ロースタリー ミラノです。

ご存知の方も多いと思いますが、コーヒー文化に強い誇りを持つイタリアには、長らくスターバックスが進出していませんでした。 そんなイタリアへの「初出店」として選ばれたのが、このロースタリー形式の店舗なのです。

建物はなんと、昔の郵便局をリノベーションしたもの。 重厚感のある外観と、モダンな内装のコントラストがとても素敵です。 規模感としては、私が以前訪れた東京のロースタリーと比べると、少しコンパクトな印象を受けました。

スターバックス リザーブ ロースタリー ミラノの外観(柱のある入口)と、店内の焙煎設備や天窓が見える空間を左右に並べた写真。

冬限定の特別な一杯

今回私が注文したのは、以下の2品です。

  • ロースタリー ウイスキー バレル エイジド ボンバルディーノ ラテ (Roastery Whiskey Barrel-aged Bombardino Latte)  9ユーロ
  • ミックスベリータルト 8.5ユーロ
スターバックス リザーブ ロースタリー ミラノで注文したミックスベリータルトと、ロースタリー ウイスキー バレル エイジド ボンバルディーノ ラテ。

このラテは、冬限定のメニューとのこと。 名前に含まれる「ボンバルディーノ」は、イタリアのアルプス地方のスキー場で愛されている、卵リキュールを使った温かい飲み物が由来だそうです。

一口飲むと、ウイスキーの香りがふわりと広がりました。 東京でよく飲んでいた「ウイスキー バレル エイジド コールドブリュー」に比べると、香りの強烈さは控えめです。 その分、クリームと合わさることで非常にまろやかで優しい味わいに仕上がっていました。 甘酸っぱいベリータルトとの相性も抜群です。

店内で焙煎の様子も眺めましたが、東京のように焙煎したての豆のサンプルを配っていなかったのが少し残念でした。

スターバックス リザーブ ロースタリー ミラノの店内にある巨大なロースティングマシンと、焙煎エリアの雰囲気。

偶然の再会と本場のピザランチ

コーヒーブレイクを楽しんでいると、思いがけない出来事が起こりました。 インスタグラムを見ていたら、なんと大学時代の同期がミラノにいることが判明したのです!

急いで連絡を取り、ランチを一緒にすることになりました。 彼女は学生時代からミラノに通い詰め、今回ですでに10回目(本人曰く「数えてないけどそのくらい」)というツワモノです。

そんな彼女が連れて行ってくれたのは、観光客で賑わうドゥオモ周辺ではなく、少し離れた場所にあるお店でした。 ドゥオモから街並みを楽しみながら歩くこと30〜40分。 Pizza AM というピザ屋さんに到着しました。

ミラノ中心部の外れにある「Pizza AM」の外観(黄色い看板)と、カラフルな壁画が広がる店内の雰囲気を左右に並べた写真。

ローカルのルールと絶品の味

お店に入ると、そこはまさにローカルの雰囲気。 観光客向けのレストランとは違い、地元のイタリア人やアジア系の留学生で満席でした。

私たちは以下のメニューを注文し、シェアすることにしました。

  • マルゲリータ(定番!)
  • ディアボラ(サラミのピザ)
  • 黒ビール
ミラノのPizza AMで注文したマルゲリータとディアボラのピザ、そして黒ビールがテーブルに並ぶ様子。

ここで、友人からイタリアでのピザの常識をいくつか教わりました。

まず一つ目は、「ナポリ(Napoli)」という名前のピザについて。 日本の感覚で注文すると驚くかもしれませんが、イタリアで「ナポリ」と名のつくピザには、アンチョビやイワシが入っていることが一般的だそうです。 魚が苦手な方は注意が必要ですね。

二つ目は、「ピザは1人1枚」が暗黙のルールだということ。 もちろん今回はシェアしましたが、周りを見るとみんな自分のピザを抱えて食べていました。

肝心のお味ですが、マルゲリータは本当に絶品でした! シンプルなだけに、トマトソースと生地の美味しさが際立ちます。 一方のディアボラは、私には少し塩気が強く感じられました。 お酒が進む味、とも言えますね。


ホテルへチェックイン、そして休息

楽しいランチを終え、友人は特別展示会へ向かうためここでお別れです。 私は再びミラノ・ポルタ・ガリバルディ駅へ戻り、ロッカーから荷物を取り出してホテルへ向かいました。

今回、ミラノで2連泊するお宿は Eco Hotel La Residenza です。 中心部からは少し離れていますが、地下鉄のアクセスが良く、とても静かで落ち着けるエリアにあります。

チェックインを済ませた後、本当はもう一度夜のドゥオモ周辺へ行こうかとも考えました。 しかし、イタリアに到着してからまだ24時間も経っていません。 さすがに長距離移動の疲れがどっと押し寄せてきました。

無理は禁物です。 近所のスーパーマーケットで、夜食用のクロワッサンと飲み物を購入。 こうして、私の長い長いミラノ観光1日目は静かに幕を閉じました。


今回の旅のまとめ

夜行列車での到着から始まり、予定変更もありましたが、結果的に充実した一日となりました。 特に、ふらりと立ち寄ったピザ屋さんが大当たりだったのは嬉しい誤算です。

もし皆さんがミラノへ行く際は、観光地のど真ん中だけでなく、少し足を伸ばしてローカルなお店を探してみるのもおすすめですよ。


よくある質問 (FAQ)

Q1. ミラノのスターバックス ロースタリーは予約が必要ですか?
A. 基本的に予約は不要ですが、週末や観光シーズンは非常に混雑します。私は平日の午前中に訪れたので比較的スムーズでしたが、時間帯によっては並ぶ覚悟が必要かもしれません。

Q2. イタリアのピザ店でチップは必要ですか?
A. イタリアでは、レシートに「Coperto(席料)」が含まれている場合がほとんどなので、義務ではありません。ただ、素晴らしいサービスを受けた場合は、お釣り銭を少し残しておくと喜ばれます。

Q3. ミラノ・ポルタ・ガリバルディ駅の治安はどうでしたか?
A. 駅構内や私の利用したコインロッカー周辺は警備員もおり、比較的安全に感じました。ただし、夜間や駅の外周は雰囲気が変わることもあるので、スリや置き引きには常に注意してください。