ボリソバ・グラディナ公園|ソフィアの森の公園【6大陸周遊#5】

ソフィアのボリソバ・グラディナ公園。木陰が広がる園内の道を自転車が走り、ベンチや街灯が点在する落ち着いた森の公園風景。 ブルガリア

今回は、ソフィア滞在の旅行記をお届けします。 全5日間の日程のうち、実質的な最終日となる4日目(2025年9月2日)のお話です。

「リラの7つの湖」と「リラ修道院」

ちなみに、3日目は「リラの7つの湖」と「リラ修道院」へ行ってきました。 個人ではアクセスが難しいため、ツアーを利用しました。 その時の壮大な景色については、以下の記事で詳しくまとめています。ぜひご覧ください。

[ソフィア近郊「セブン・リラ湖&リラ修道院」セルフガイド日帰り]

セブン・リラ湖の「ドゥルノト・エゼロ(下流の湖)」を見下ろした風景。青い湖面と周囲の山並み、岩場が広がる。

ソフィアの30%は公園?地図で見た驚きの緑

ソフィアでの滞在も、いよいよ大詰めとなった9月2日。 この日は、あえて観光地を詰め込まず、のんびりと過ごすことに決めました。

以前の記事でも触れましたが、Googleマップでソフィアを眺めるとあることに気づきます。 なんと、都市面積の約30%が公園のように見えるのです。 緑が本当に多い街なんですよね。

そこで、私はソフィアで最も大きな都心公園である「ボリソバ・グラディナ公園(Borisova Gradina Park)」へ行ってみることにしました。 地図で見比べてみたのですが、おそらくソフィア国際空港の敷地よりも広いのではないでしょうか。 その広大さに惹かれて、散策を決意しました。

森の中のレストラン「Lazy Park」でハンバーガーランチ

まずは、公園に隣接しているOrlov most駅へ向かいました。 駅に着いた頃には、ちょうどお昼時を過ぎていました。 そのため、まずはお腹を満たす場所を探すことにしました。

ソフィアのオルロフ・モスト(Orlov most)駅付近。青空の下、鷲の像が乗った柱と車道、歩道を歩く人々が写る街並み。

ボリソバ・グラディナ公園はとても広いため、なんと公園の中にレストランがいくつかあります。 私が選んだのは、木々に囲まれた「Lazy Park」というお店です。 ここでは手作りバーガーを注文しました。

正直なところ、味はごく普通でした(笑)。 しかし、雰囲気が本当に最高だったんです。 森の中で食事をしているような、とても優雅で余裕のある時間を過ごすことができました。

ボリソヴァ・グラディナ公園内の「Lazy Park」:屋外メニュー看板、フードトラックのカウンター、木陰のテラス席、ブラックアンガスバーガーとドリンク。

今回のハンバーガー屋さんを含め、私がソフィアで訪れたおすすめのレストラン情報は以下の記事にまとめています。 食事場所に迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

[ブルガリア・ソフィア レストラン 3選]

まるでハイキング?手付かずの自然が残る公園

ランチを終えた後は、腹ごなしも兼ねて公園の奥へと進みました。 歩けば歩くほど、そこは「公園」というよりも「森」という言葉がしっくりくる場所でした。

ボリソバ・グラディナ公園の魅力は、その自然の豊かさです。 綺麗に舗装された道ばかりではありません。 整えられていない土の道があったり、小さな湧き水があったりと、野性味があふれています。

  • マウンテンバイクを楽しむ子供たち
  • 木漏れ日の中を走るランナーたち
  • ベンチで読書をする人々
ソフィアのボリソバ・グラディナ公園。森の小道の先で自転車の親子が立ち止まる場面と、木陰の散歩道沿いに建物や柵、電動キックボードが見える園内風景(2枚を左右に合成)。

そんな地元の風景を眺めながら、私はあることを感じました。 ブルガリアという国は、都会的な観光を楽しむよりも、自然やトレッキングが好きな人にぴったりの旅行先だということです。 旅の終わりに、この国の本当の魅力を肌で感じた気がしました。

ソフィアのお土産探しと「知恵の女神」

公園でたっぷりとマイナスイオンを浴びた後は、再び街へ戻りました。 向かったのは、NDK(国立文化宮殿)周辺の繁華街です。 旅の思い出として、記念品を買いたかったからです。

ところが、ここで予想外の苦戦を強いられました。 いくら歩き回っても、お土産屋さん(Souvenir Store)が全く見当たらないのです。 観光地であればすぐに見つかるはずですが、ソフィアではそうはいきませんでした。

歩き回った末に、ようやく一軒だけお店を見つけることができました。 そこで私が購入したのは、マグネットです。 ソフィアのランドマークである「知恵の女神」が描かれています。 ちなみに、この女神の名前こそが、都市名の由来である「ソフィア」なのだそうです。

ソフィアの土産物店の入口と店内の雑貨棚、そして購入した「SOFIA」刺繍入りの小さなマグネット(2枚を左右に合成)。

宿での発見と、次なる大陸への準備

無事にお土産も手に入れ、私は宿泊先である「Green Cube Hostel」へ戻りました。 一日の疲れを癒やしていると、ふと宿の壁にある世界地図が目に留まりました。

今まで気づきませんでしたが、よく見てみると日本の地図がおかしいのです。 なんと、大阪と京都の位置が逆に表示されていました。 これには思わず笑ってしまいました。海外あるあるですね。

ソフィアのGreen Cube Hostelにあった世界地図の一部。日本海周辺(日本・韓国・中国東北部・ロシア極東)が拡大表示され、都市名や国名が書き込まれている。

さて、笑った後は真剣モードです。 翌日は、ターキッシュエアラインズ「6大陸チャレンジ」の2つ目の目的地へ向かいます。 行き先は、南米ブラジルのサンパウロです。

荷物を整理し、心の準備を整えました。 ヨーロッパの穏やかな空気から、情熱の南米へ。 私の世界一周の旅は、まだまだ続きます。


[FAQ] よくある質問

Q1. ボリソバ・グラディナ公園の入場料はかかりますか?
A1. いいえ、入場料は無料です。市民の憩いの場として24時間開放されていますが、夜間は街灯が少ない場所もあるため、明るい時間帯の散策をおすすめします。

Q2. 公園内の治安はどうですか?
A2. 基本的に治安は良く、家族連れやジョギングをする人が多いです。ただし、非常に広大で森のように木々が茂っているため、人通りの少ない奥地へ一人で入る際は注意してください。

Q3. ソフィア市内でお土産を買うならどこがおすすめですか?
A3. 記事でも触れた通り、お土産専門店は意外と少ないです。NDK周辺やヴィトシャ通り(Vitosha Boulevard)のメインストリート沿いを探すか、セルディカ駅地下の遺跡周辺にあるショップを覗いてみるのが良いでしょう。