2024年〜2025年の年末年始に、ドイツ・チェコ・オーストリア・ハンガリーを旅しました。今回はその中から、ウィーンの「三大カフェ」と呼ばれるお店のうち、デーメルとカフェ・ツェントラルに行ったときの感想をまとめます。
まず、ウィーン三大カフェとは?
ウィーンの三大カフェといえば、デーメル、カフェ・ツェントラル、カフェ・ザッハー。
どこも歴史が長く、王室や貴族にゆかりがあると言われる定番メニューがあるのも魅力です。
今回私が実際に行ったのは「デーメル」と「カフェ・ツェントラル」の2つ。どちらも人気店なので、混雑の雰囲気も含めてリアルに書いていきます。
カフェ・デーメル
最初に向かったのは、カフェ・デーメル(Demel)。
シュテファン大聖堂から徒歩でだいたい7分くらいの距離感で、観光の流れで寄りやすい立地です。
この日は「10:00オープン」と聞いていたので、9:40ごろに到着しました。
でも、すでに想像以上に列が長くて「みんな早い…!」と内心ちょっと焦りました。
10時になって少しずつ入店が始まったのですが、デーメルはフロアをいくつか使っていて回転もそれなりに早く、結果的にわりとスムーズに入れました。私は2階の席に案内されました。

注文したもの
私が頼んだのは、デーメルの定番としてよく名前が挙がるアインシュペナーと、カイザーシュマーレン。
カイザーシュマーレンは、トーストとパンケーキの中間みたいな、ふわっと軽い食感。
そこにプラム系のソースを合わせて食べるスタイルで、しっかり甘いのに、酸味があるから意外と飽きずに食べ進められました。名前の由来も「皇帝が好んだ」と言われるだけあって、旅の気分が一段上がる感じがします。
アインシュペナーも、クリームがしっかり乗っているのに重すぎず、甘さのバランスが良くて飲みやすかったです。疲れた朝にちょうどいい甘さでした。

内装がかわいくて、写真が映える
デーメルは創業が古いとされていて、店内の雰囲気も「歴史のあるお菓子屋さん」の空気が濃いです。
部屋ごとにシャンデリアやクラシックなテーブルがあって、座るだけで絵になります。カフェの写真を撮るのが好きな人には、かなり相性がいいと思います。

予約はできないけど、テイクアウト列もある
少し残念なのは、デーメルは予約システムがないこと。
ただ、入口付近にテイクアウト用の列もあったので、「並ぶ時間はないけど味は試したい」という場合はテイクアウトも選択肢になります。
カフェ・ツェントラル:待つ価値がある“空間の強さ”
次に行ったのが、カフェ・ツェントラル(Café Central)。
こちらもシュテファン大聖堂から徒歩圏で、体感だと約12分くらい。街歩きの途中に組み込みやすい距離です。
私が到着したのは10:20ごろでしたが、ここもすでに行列。
結局、40分くらい待ってから入店できました。時間に余裕がない日は難しいかも、と思うくらいの人気ぶりです。
席はたまたま窓側のテーブルに案内されて、外の光が入る感じがすごく良かったです。待ったあとにこの席だと、満足度が上がります。

注文したもの
私が頼んだのは、メランジュとデザート3種のセット。
メランジュは“これぞ”という感じでフォームがたっぷりで、下のコーヒーもすっきりしていて飲みやすかったです。
そして、やっぱりデザートとの相性が良い。
朝の時間帯でも「甘いものを少しずつ」楽しめるセットは、観光の合間にちょうどいいと思いました。

夜はピアノ演奏も。次は夕方に来たい
私が行ったのは朝でしたが、カフェ・ツェントラルは夕方〜夜にピアノの生演奏があるそうです。
芸術の街ウィーンらしい組み合わせで、雰囲気込みで楽しむなら、次は夕方以降もいいなと思いました。
内装は“豪華”というより、端正でクラシック
ツェントラルの内装は、天井が高くてアーチ状の造りが印象的。
デーメルが「装飾が華やかで可愛い」方向だとすると、ツェントラルはもう少し端正で落ち着いたクラシックさがあります。好みは分かれるけれど、空間そのものの迫力はツェントラルのほうが強いかもしれません。

予約できるのが助かる:公式サイトから手配可能
カフェ・ツェントラルは予約ができるのがありがたいポイントです。
私は予約なしで並びましたが、時間が読めないのがいちばんストレスになるタイプなら、公式サイト(cafecentral.wien/en/)から予約しておくのが安心だと思います。
実際に2軒回ってみて:混雑を前提に組むのが正解
- どちらも人気店なので、朝でも普通に並びます
- 観光の「隙間時間」に入れようとすると、待ち時間で予定が崩れやすいです
- カフェを目的のひとつとして、最初から“並ぶ前提”で時間を確保するほうが満足度が高いです
- 時間がない日は、デーメルはテイクアウトで味だけ体験するのもありだと思いました
まとめ
ウィーンの三大カフェのうち、デーメルは「華やかな空間と定番スイーツを、朝から気分よく楽しめる」カフェでした。
一方でカフェ・ツェントラルは「待ってでも入りたい、空間そのものの迫力が強い」タイプで、コーヒーとデザートの組み合わせも満足度が高かったです。
時間が許すなら、同じ“有名カフェ”でも雰囲気が全然違うので、2軒セットで体験してみるのをおすすめします。


