大阪〜釜山(プサン)!新型パンスターミラクルクルーズ乗船記

大阪港に停泊するパンスターミラクル、送迎バス、船内客室、釜山港入港時の景色を2×2で配置し、「大阪〜釜山(プサン)! パンスターミラクルクルーズ乗船記」と表示したアイキャッチ画像。 韓国

2026年7月に韓国旅行へ行ってきました!今回の旅行は、いつもの飛行機ではなく、大阪発・釜山着のフェリー(クルーズ船)を利用してみました。

飛行機での移動も便利ですが、たまにはのんびりと船旅を楽しむのも新鮮でいいですよね。今回は、大阪から釜山まで向かう「パンスターミラクルクルーズ」の乗船記をたっぷりとお届けします!

スケジュールと客室の種類

このパンスターミラクルクルーズは、2025年4月に就航したばかりの新しい貨客船です。 毎日運航しているわけではなく、1隻の船が曜日ごとに日本と韓国を行き来しています。

  • 大阪発(釜山行き): 月・水・金曜日
  • 釜山発(大阪行き): 日・火・木曜日

私が乗船したのは、金曜日に大阪を出発して、土曜日の朝に釜山に到着する便でした。 予約はKlook(クルック)を利用し、今回は「オーシャンビューの4人部屋(ドミトリー形式)」を選択しました。客室のランクは他にも、窓のないインサイドの4人部屋、バルコニー付きの客室、そしてロイヤルスイートルームが用意されています。

コスモスクエア駅からターミナルへのアクセスとチェックイン

大阪港にはフェリー乗り場がいくつかあるので注意が必要です。パンスターミラクルクルーズに乗るためには、「コスモスクエア駅」まで行き、そこから国際フェリーターミナル行きの無料シャトルバスに乗ります。

シャトルバスはコスモスクエア駅の2番出口を出てすぐの「2番乗り場」から発車します。紫色のバスに乗って5分ほどで到着しますよ。

  • シャトルバスの時刻表: 14:10 / 14:30 / 14:50 / 15:10

遅くとも15時までにはコスモスクエア駅に到着しておくことを強くおすすめします!私は14:15頃に駅に着いて、14:30のバスでターミナルへ向かいました。

大阪港のコスモスクエア駅にある国際フェリーターミナル行きシャトルバス乗り場と、無料シャトルバスの時刻表・案内板。
大阪港のコスモスクエア駅から国際フェリーターミナルへ向かう、パンスターミラクルクルーズの無料シャトルバス。

ターミナル到着後、すぐにはチェックインが始まらず、14:35頃から手続きがスタートしました。チェックインはキオスク端末(タッチパネル)でパスポートをスキャンして行います。 チケットと一緒にネックストラップを渡されるのですが、これが客室のランクを見分ける目印になっています。

  • 青色のストラップ: 4人部屋(ドミトリー)の利用者
  • オレンジのストラップ: バルコニー・ロイヤルスイートの利用者

私はもちろん青色でした!この色によって、船内のラウンジやレストランの座席案内など、受けられるサービスが変わってくる仕組みだそうです。

大阪港国際フェリーターミナルで、パンスターミラクルクルーズのチェックインを待つ乗客の列。

出国審査から乗船、そしてウェルカムドリンク!

チェックイン後は3階の展望台へ移動して待機します。展望台の室内はラウンジのような造りになっていて、オレンジ色のストラップの方専用のエリアも区切られていました。空港のラウンジのように食事が用意されているわけではありませんが、自動販売機があるので軽く飲み物を買うことはできます。

大阪港国際フェリーターミナル3階にある展望スペース。港を望むテーブル席やソファ席、自動販売機が設置されたラウンジ風の休憩エリア。

15:50頃からいよいよ乗船開始です。ここでもオレンジ色のストラップの方が優先で、その後に私たちが続きました。乗船直前に出国審査を済ませ、短い距離ですが再びシャトルバスに乗って船の入り口まで移動します。

船の中に入り、エスカレーターで5階へ上がると、そこはもう豪華なメインロビー! なんと、ウェルカムドリンクのサービスがあり、シャンパンかジュースから好きな方を選ぶことができました。船旅への期待が一気に高まります。

大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズ5階メインロビーで提供されたウェルカムドリンク。テーブルの上に赤と白のドリンクが並んでいる。

オーシャンビュー4人部屋のルームツアー

私が宿泊した6階の「オーシャンビュー4人部屋」をご紹介します。 今回は28インチの大きなスーツケースを持っていたので、5階メインロビー右手にあるエレベーターを使って移動しました。
(フェリーは手荷物の重さや個数に厳しい制限がないのが嬉しいポイントです!)

カプセルホテルのように2段ベッドが4つ並んでいますが、チケットにベッド番号の指定はありません。つまり、早い者勝ちです!私は窓の景色がよく見える上の段のベッドを確保しました。4人部屋ですが、今回は私ともう一人の方の2名だけでの利用だったので、広々と使えました。

大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズにあるオーシャンビュー客室と、カーテン付きのベッドスペース。

客室の設備・アメニティ

  • テレビ(どのチャンネルも映りませんでした…笑)
  • ソファ
  • 冷蔵庫(1人につきミネラルウォーター1本無料)
  • キャビネット(中に救命胴衣、タオル、スリッパ、コップあり)
  • ヘアドライヤー
  • シャワーブース、トイレ
大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズのオーシャンビュー客室。個人用キャビネットと冷蔵庫、シャワーブース付きトイレ、アメニティ収納、ベッド横の照明と充電端子。

昨年就航したばかりとあって、ベッドや布団の状態はとても清潔でふかふか!枕元には小さな読書灯もついています。ただ、船内のWi-Fiは客室の中までは電波が届きにくく、ベッドでスマホをいじるのは少し厳しかったです。一歩廊下に出ればサクサク繋がりました。

充実の船内施設と、まさかの早めに出港

船内にはたくさんの施設があったので、私が実際に見て回ったところを中心にご紹介しますね。

  • 5階: メインロビー、フロントデスク、カジノ&ゲームバー(あまり人はおらず)、免税店兼無人コンビニ、キッズクラブ(子供用ゲーム機あり)、テラピー(マッサージ)、サウナ
  • 7階: レストラン
  • 7階屋外: プール
  • 8階: 屋上デッキ
大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズにあるプール、屋外デッキ、無人売店、カジノなどの船内施設。

当初の出発予定時間は17:00だったのですが、準備が早く整ったのか16:30頃にはいつの間にか出港していました。船内が本当に静かで揺れも全くないので、動き出したことに気づかなかったほどです! 17:30頃には「明石海峡大橋の下を通過します」とアナウンスがあり、デッキに出て大迫力の景色を楽しみました。

大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズが明石海峡大橋の下を通過する際、船のデッキから見上げて撮影した橋の写真。

種類豊富なビュッフェの夕食

夕食は7階のレストランでいただきます。レストラン内でアルコールが販売されているか分からなかったので、私は5階のコンビニで缶ビールを買ってから向かいました。

入り口でストラップの色をチェックされ、オレンジ色の方は窓際、青色の方は内側の座席に案内されます。 食事の時間は客室ごとに「1部」と「2部」に分かれており、開始前に船内アナウンスで案内がありました。私は17:40頃からの回でした。

メニューは韓国のホテル朝食ビュッフェのようなスタイルで、お肉(サムギョプサル)などもあり、想像以上に種類が豊富で豪華でした!

大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズでの夕食。ビュッフェ台に並ぶ料理、雑穀ごはん、パスタやおかず、取り分けた夕食プレートを2×2でまとめた画像。

サウナとマッサージでリフレッシュ…?

食後1時間ほど休んでから、5階のサウナへ行ってみました。 利用する際は、5階のフロントデスクに乗船チケットを預けてロッカーの鍵をもらいます。中には温水プール(湯船)とサウナ室があったのですが……なぜかサウナ室の電源が入っていないのか故障中なのか、全く熱くありませんでした(泣)。そのため、温かいお湯に浸かるだけで上がりました。

20:30頃からはレストランで公演が始まりますが、少し音が大きくて賑やかすぎたので、私はチラッと見ただけで退散しました。

大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズ船内で行われた夜の公演。ステージでのパフォーマンスを多くの乗客が客席から鑑賞している様子。

代わりにテラピー(マッサージ)を受けようと5階のフロントへ。料金は30分で4万ウォン(約4,500円)、1時間で8万ウォンです。その場ですぐには利用できず、予約がいっぱいで「22:00からならOK」とのことだったので1時間コースで予約しました。しかし、22:00にフロントへ行くと「30分に変更してほしい」との申し出が。フロントの乗務員さんとテラピストさんの会話が少し聞こえてしまったのですが、ダブルブッキング等のミスではなく、単にその日はお客さんを多く受けすぎてテラピストさんがかなり疲弊していただけのようです。実際に受けてみたところ、マッサージの技術自体も私にはあまり合わなかったので、結果的には30分への変更でちょうど良かったです(笑)。

大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズ船内にあるテラピールーム。マッサージベッドが2台置かれた落ち着いた雰囲気の施術室。

その後、夜食の時間帯にレストランでセルフラーメンが食べられると聞いて行ってみましたが、麺がすでに売り切れ……補充があるかは分かりませんでしたが、大人しく部屋へ戻りました。

大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズが瀬戸内海国立公園付近を航行中、船のデッキから眺めた四国・今治市の夜景。

翌朝〜釜山港へ到着

夜は23:30頃にはベッドに入り、朝6:30までぐっすり。新しい船のおかげでエンジン音などの騒音も揺れもなく、本当に快適に眠れました!

起きてすぐ部屋のシャワーを浴び、7:10頃に朝食へ。 朝もビュッフェスタイルで、韓国料理のジェユクポックム(豚肉の甘辛炒め)があったのですが、辛すぎずとても美味しかったです。

大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズで提供された朝食。サラダバー、クロワッサンとトースター、コーヒーマシン、韓国料理を盛り付けた朝食プレートを2×2でまとめた画像。

到着予定は10:00でしたが、釜山に近づくにつれて天候が悪くなった影響で、釜山港への到着・下船は10:50頃になりました。(フェリーは天候や海面の状態によって遅延することがよくあるそうです)。 釜山港での入国審査はあっという間に完了!釜山港から釜山駅までは、「釜山駅(Busan Station)」の案内表示に従って歩けば5〜10分程度で到着します。

大阪発・釜山行きのパンスターミラクルクルーズが釜山港に到着する様子と、釜山港国際旅客ターミナルの入国通路、ターミナルから釜山駅方面へ歩く道をまとめた画像。

良かった点と残念だった点

今回のパンスターミラクルクルーズの旅を振り返って、良かった点と残念だった点をまとめました。

良かった点

  • とにかく綺麗で快適!:去年造られたばかりの船なので、設備が清潔。特にベッドの状態が最高でした。
  • 揺れと騒音がほぼゼロ:フェリーに乗った経験は多くありませんが、船酔いの心配がいらないくらい静かで揺れませんでした。
  • 食事が美味しい:夕食・朝食ともにビュッフェのメニューが豊富でボリューム満点。大満足のクオリティです。

残念だった点

  • スタッフの人数が足りていない印象:乗務員さんが少ないのか、全体的に乗客への案内やアナウンスが少し不足しているように感じました(テラピストさんが疲弊するほど予約を詰め込んでいた点や、サウナの不具合など)。

少し気になる点もありましたが、それ以上に移動時間が楽しく、リフレッシュできる素晴らしい体験でした!

よくある質問 (FAQ)

Q1. スーツケースの重さや持ち込み個数に制限はありますか?
A1. フェリーの特権で、手荷物の厳しい制限は基本的にありません。私は28インチの大きなスーツケースを持ち込みましたが、船内にはエレベーターがあるので客室までの移動もスムーズでした。

Q2. 船内でWi-Fiは使えますか?
A2. 船内にはフリーWi-Fiがありますが、客室(特にベッドの中)までは電波が届きにくかったです。廊下やロビーなどに出れば問題なく接続できました。

Q3. 船酔いが心配ですが、揺れますか?
A3. 天候にもよりますが、今回私が乗った際は2025年就航の新しい船ということもあり、振動や揺れをほとんど感じず、音もとても静かでした。出港したことに気づかなかったほど快適です。